ブログ・コラム

2023.03.16

技術者目線と利用者目線

私はいまダイエットしている。

使っている体重計や血圧計は、

アプリで一元管理ができるようになっている。

このアプリの作り方(仕様)で、

利用者(顧客)目線でない(ように見える)と感じるな~というところがある。

 

目盛りの振り方だ。

 

この画像は、体重と体脂肪の変化のグラフ。

アプリの画面だけど、

体重の目盛りの振り方が、

5目盛りとびで、

108.75㎏

105.00

97.50

93.75

86.25

82.50

となっている。

 

またオレンジ色のグラフは体脂肪率で、

目盛りは上から、

41.25%

37.50

33.75

30.00

26.25

22.50

18.75

 

さらに、体脂肪率の目盛りは、

5とびの太線にもあっていない。

6とび(5.5とび?)の目盛りなんだろうか?

(これはバグの可能性あり)

 

このグラフから、

即座に1目盛りがいくつかわかり、

グラフの数値が読み取れるのか?

 

私も技術者の端くれ。

なんとなくわかる。

きっと、データがすべて1画面に収まるように、

自動的に目盛りの幅を調整し、

スケーリングするように、という仕様(指示)だったのだろう。

 

「私は言われたとおりに作った」

「私は検査をしたが、仕様書通りになっている」

 

おそらくそんな感じだろう。

しかし、この目盛りの振り方を見たら、

使いづらいと感じなかったのだろうか?

 

私たちアーティスティックスも技術者が多い会社。

ともすれば、同じような話しになることもあるかもしれない。

 

技術者目線も重要だが、それとともに、

「それは利用者目線でみたらどうなのか?」

ということを、忘れないようにしたい。

 

ちなみに、アプリ全体としてはよくできている。

大きな不満はない。

目盛りの振り方だけ、改善されるといいな。

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