ブログ・コラム
2013.08.24
反対の声は三分の一に、賛成の声は三倍に
長岡@静岡クラウド&ホームページ制作隊長です。
ここ数日に何度か思ったのですが、
『反対の声は三分の一に、賛成の声は三倍に受け止めるくらいがちょうどいい』
ということです。
どういうことかというと、
反対意見というのは、とても強いものです。
反対であることを、時には力説し、時には他の人を巻き込んでいきます。
でも、賛成の人って、賛成であることを力説している人って、あまり見ないですよね?
実際に賛成の人、または反対ではない人って、たくさんいるんです。
ただ、声をあげる人が、反対の人のほうが多いし大きいので、錯覚してしまいます。
ちょっと事例を交えて紹介します。
ある会で、役割の割り振りを決めるときに、アンケートをとることになったのですが、その方法が、私が提案したやり方に異議が出てきました。
私の提案したやりかたでは、こういうことがよくないとか、こんなリスクがあるとか・・・
でも、私は途中で気がつきました。
意見を言っている人は、25人ほどの参加者のうち、2~3人であることに。
そこで、私の提案はこうでした。
「いま、意見の大勢は、反対ということのように見受けられます。
私は、このことについて、私の言うとおりにやれという気はありません。
私は責任者ではありますが、決めるのはこの会です。
ですから、私は皆さんが決めたように、その意向に合わせてできる限りのことはします。
ですので、(皆さんの言う)A案か、(私の提示した)B案、どちらがいいか、挙手をお願いします」
多数決をとったところ、反対の意見を言っていたうちの2人ほど(全員ではない)がA案に、
他の人は、全員B案に賛成してくれました。
これで分かったことは、賛成意見って意外といいにくいものだということです。
何かをやろうとするとき、反対意見ばかりが聞こえてきて、ともするとやる気を失うときもあるかもしれません。
でも、きっと、声は上がっていないかもしれませんが、賛成している人や理解してくれている人がいること、そしてそれが多数派であることも多いということを忘れてはいけません。
そして、一部の反対派の意見に流されて、本来自分の目的であったことをまげて後悔しないようにしてください。
でも、反対意見が多数だったら、ちゃんと受け止めなきゃダメですよ。
それに、反対意見は3分の1くらいに聞くということであって、ゼロにしてしまうわけではないので、そことのころ、間違わないように。