ブログ・コラム
2012.06.02
マネジメントゲームと社員育成
私たちアーティスティックスは、社員育成にマネジメントゲームを取り入れてきました。
マネジメントゲームとは、一人ひとりが社長となって意思決定をして、ゲームの中の会社を経営して、自己資本額を競う研修です。
その中での大切な教えというか、学ぶ上での注意点として、以下の3つがあります。
- 教えない
- 教えあう
- 自分のことは自分でやる
というのがあります。
これは、社員育成にも共通することだと思っています。
どういうことかというと、
1.教えない
「教えてください」と言わない人に、先回りして教えないということです。
別にいじわるをしているわけじゃありません。
でも、至れり尽くせりの教育や塾に慣れた若者の中には、「教えてください」と言わない人もいます。
2.教えあう
「教えてください」と言われたら、お互いに教えあい、学び合いましょうということです。
「教えてください」という人には、だれでも教えてあげたくなるものです。
逆の言い方をすれば、だれも自分に教えてもらえない人がいたとすると、それはその人の姿勢に問題があるのかもしれません。
3.自分のことは自分でやる
これには2つの意味があります。
・自分のやるべきことを人にやらせてはいけない
・たとえ親切心であったとしても、自分自身でやるべきことをやってあげてはいけない」
の2つ。
これは、相手の学ぶチャンスを奪ってはいけないという意味だと、私は理解しています。
それぞれを見ていると、社内での社員育成もまったく同じだなと思います。
「教えてください。指導してください」という姿勢がない人に無理やりやらせても学びは少ないし不満は募る。
「教えてください」と言われたなら、たとえその人の上司ではなくても教えてあげる。教育担当とかそんなこと関係なく、お互いに教えあい、学び合う。
そして、「さまざまな学びのチャンス、仕事はもちろんのこと、例えばお客さまにほめられる時、叱られる時、できるだけ自分で体験させてあげる事」
それらが大切ですね。
この辺の感覚は、なかなか文字にしてもわかりづらいですね。
明日から、1つずつ、もう少し詳しく書いてみます。
でも、私の文章力で、みんなに伝わるように書けるかなぁ・・・