ブログ・コラム
中小企業家同友会
2023.05.26
経営推進委員会今年もスタート
私が所属している中小企業家同友会沼津支部。
そこの、経営推進委員会が今年度の活動をスタート。
まずは、ひとりひとりの近況報告から。
といっても、ほんと各自いろいろとあり、
6人の近況報告で、
2時間の委員会時間の1時間45分を使う(笑)
それぞれの業況と事業承継に話しが向かう。
人の問題がやっぱり一番難しい。
正解はない。
だからこそ、みんなと話し、
質問を受け深堀氏、
フィードバックをもらい知恵を借りる。
社内ではしづらい話ばかり。
私の会社も3月末で29期が終わり
30期がスタートしている。
リーマンショック後に大きな痛手を受け、
そこからの復活が、やっと中間目標まで来た。
今年~来年は30周年Yearだ。
ここで一息つかずに、一気に完全復活までもっていこう。
ひとりで経営について思い悩んでいる経営者、
後継者などがいたら、一緒に話しをしてみませんか?
2023.05.12
いい同友会、いい会社
昨夜は中小企業家同友会の
沼津支部役員会でした。
4月に総会も終わり、
新たな支部長の元、
今年度も、本格的にスタート。
私は、同友会に入って12~3年がたつ。
会社が本当に苦しい時期を
同友会で学び考え悩み、会社を変えてきた。
あのころに比べると、
いまは少しだけ強い会社になった。
まだまだだけど。
同友会も歴史の長い会となってきた。
私は同友会はとてもいい会だと思ってる。
そもそも、いい同友会ってどんなものだろうか?
先日、そんなことをふと考えたが、
自分なりの結論は、入っている会社がいい会社、
というか、入っていい会社になっていく。
極論すると、そういうことだと思う。
いい会社にするためには、いい経営者になる必要があるし、
いい経営環境も整えるといいだろう。
しかし、同友会には先生はいない。
共通の目的や精神はあるが、絶対的な教えもない。
ただ参加しているだけで、よくなるとは限らない。
学ぶ姿勢があればいくらでも学びの機会はある。
そして、自社に戻ってそれぞれが実践する。
結果として、いい会社になっていく。
そういう会社がたくさん生まれると
それはいい同友会なのだろうと思う。
自分も、いい会社、いい経営者になり、
いい経営環境を作るようになっていこうと思う。
シンギュラリティを目指せるような。
新体制でスタートした今、
想いを書いてみました。
2023.04.14
4年ぶりの総会&懇親会
きのうは中小企業家同友会沼津支部で
2023年度の総会でした。
今年は4年ぶりに懇親会も行いました。
やっぱり、対面はいいですね~
2020年は、急きょ総会は中止、書面決議でした。
2021年も書面決議。
2022年は、総会は対面でやりましたが、懇親会無し。
そしてきのう、フル開催。
市長筆頭に来賓も参加してくださり、
通常に戻った感じですね。
今年度は支部長も交代し、
新たな体制でスタート。
前支部長、お疲れさまでした。
新支部長、よろしくお願いします。
いい会社、いい経営者、いい経営環境のために、
今年も活動していきます。
2023.03.17
中小企業振興会議
きょうは、中小企業振興会議でした。
中小企業振興基本条例に基づいて
開催される会議。
私は、中小企業家同友会の代表として、
何年か参加している。
特に今日は、
私にとって興味深いテーマだったので、
おもしろかった。
かなり余計なことも言ったため
失礼があったかもしれない(いや、絶対あった)
ほんと、ごめんなさい。
でも、せっかくの場。
しゃんしゃん会議ではおもしろくない。
次回は8月開催とのこと。
ちゃんとお役に立てるようにがんばります。
2023.03.03
なぜ事業承継をするのか?
先日、同友会沼津支部で
事業承継をテーマに
パネルディスカッションを実施した。
私は、コーディネータを務めたが
参加者から
「何のために事業承継をするのか?その目的は?」
と聞かれて、答えに窮した。
考えに考え出た私なりの答えは、
「せっかく私が作って、みんなでここまで続けてきた会社を
後世に残したい気持ちが半分。
いま働いてくれている社員さんを途中で放り出すことになり、
”長く働いてきた結果がこれですか?”と言われたくない気持ちが半分」
と答えた。
今回の全研(同友会の全国大会のようなもの)の
ディスカッションでその経験を話すと、
ある同友会の代表理事が、こういわれました。
「そんなことで迷わないでください。
事業承継はしなければならないのです。
事業承継をしなければ、
その会社と事業が消える。
その会社に頼んでいる会社が、依頼先が消える
その会社から発注を受けている仕事が消える。
そこで働いている人の雇用が消える。
そこで回っているお金が回らなくなる。
その地域の経済循環が止まる。
中小企業は、その地域経済を担ってます。
だから、事業承継はしなければならないのです。
継ぐ人がいない、それであれば継ぐ人を探します。
働く人が足りないと言えば、働いてくれる人を探す。
それでも継ぐ人がいない事業は、私が事業を引き継いだ。
そうして、地域に事業を残してきた。」
その代表理事は、
自分が興した事業はすでに事業承継済みだが、
引き継ぐ人がいない他人の会社を
3社も引き継いでいる。
そうして事業を地域に残している実践者。
事業承継をするかしないかで悩んでいるのは、
その地域が恵まれているからだとも言っていた。
会社が少ない地域では、
1つの会社や店舗が消えることは、
地域に与える影響は大きいともいう。
事業承継は、地域のためでもあるということを知った。
それとともに、私の気持ちは、まだそこまでは達していないことも実感した。