ブログ・コラム
磨け!人間力
2012.08.27
フローにするのは目的ではなくて手段
おととい、ブログでフローについて書いた。
フローは、簡単に言えば「機嫌がいい」状態。
こう書くと、「やっぱりいつも機嫌がよくありたいよね~」という意見が出てきそう。
まぁ、私もそうではあるけど・・・
ただ、一つ注意したほうがいいのは、辻さんのフロー理論の中で、フローの状態、つまり機嫌のいい状態にすることは、目的ではなくて手段なのだということ
(少なくとも、私はそう理解した。間違ってたらごめん)
その人の能力を最大限発揮し、パフォーマンスの良い活動・仕事をするためには、フローの状態であったほうがいいよね、そういう考え方のようだ。
なので、いつも機嫌よくありたいとか、ストレスになるような不快なことは避けたいという考え方とは、根本的に違う、そんな風に感じた。
さて、のこった読書、読んじゃおっと!
2012.08.25
自分の能力を最大限に引き出すフロー状態
おとといに、辻秀一さんという方の、とても興味深い話を聞いた。
その人は、「心の状態が人生を決める」と言っていた。
この「心」というもの、とても厄介じゃありませんか?
みなさん、これにずいぶん振り回されたりしていませんか?
この「心」に振り回されずに、いつも・・・とはいきませんが、多くの時間を機嫌よく過ごしたいと思います。
私は、心とか感情と言うのはとても厄介なもので、自分ではコントロールできないものと位置付けています。
しかし、完全ではないですが、訓練によりある程度「こうすれば、比較的こういう感情に持って行ける」というやり方がある、とも思っています。
それを体系だてて提唱しているのが、辻秀一さんの「フロー理論」のようです。
ものすごい優秀な経営者と零細企業社長の私、どちらが能力が高いでしょうか?
もちろん・・・・・私・・・・ではなくて、優秀な経営者ですね。
では、鬱になってひきこもってしまった優秀な経営者と、やる気に満ち満ちて、乗りに乗ってる私。
これならどうでしょうか?
もしかすると、私のほうがいい働きをするかもしれませんよね!
フローと言うのはそういうものだそうで、その人の能力が高いことは大切だけど、その能力を最大限引き出せパフォーマンスを発揮できる状態(エクセレントと表現していました)にすることがとても大切。
フローの最高の状態が、いわゆるゾーン。
スポーツ選手が、「ボールが止まって見えたので、ただ打ったらホームランになりました」とか、「カップがバケツみたいに見えて、パットが入らないわけがないと思いました」と言うのは、ゾーンに入ってる状態。
それに対して、フローじゃない(ノンフロー)状態の最たるものは、鬱(うつ)。
人間必ずノンフローの状態になる。
これにならなくするというのは絶対に無理。
だから、ノンフローにならなくするのではなく、ノンフローになったときにできるだけ早くフローの状態に持っていく技術を習得するといいそうだ。
私は、あまり心や感情よりも行動中心で考えることが多い。
フロー理論はその対極にある。そう思った。
でも、よくよく聞くと、アプローチの方向が少し違うが、根っこはかぶっているところも多い、そう感じた。
さて、きょうは、この本を読んで、フローに触れてみよう!
2012.07.02
20年前の上司
きょう、仲間と社員育成について話をした。
その中での結論。
「いま、私たちは、20年前の上司と同じ立場に立って同じことを言っている」
ということ。
20年ほど前、私がまだ20代で、自信に満ち溢れ、自分が正しいことを疑わなかったころ、
当時の上司がいうことが、いちいち気に入らなかった。
よく反発もしたし、正面切って文句も言った。
もちろん、相手も言ってきた。上司だからね。
そして20年後、私たちは、その時の上司と同じことを言って、20代の若手社員に、当時の私が言っていたようなことを言われている。
私も、20代のころに、同じことを言ってたよ、そう思うと腹も立たないよねと、笑って電話を切った。
あいつも、うまく肩の力を抜いて、対処してほしいな。
俺も、もっと成長しよう。
2012.06.22
自発的に行動する
今夜は、月2回のリーダー会でした。
第2リーダー会は、リーダー以上に加えて、シニア(リーダーの一つ下のランク)
も参加する。
シニアの一人は、横浜のお客様で働いているので、その仕事が終わった後に自社
に来てくれる。
仕事とはいえ、ほんと、ありがたい。
きょうは、今年1年の社員育成についての話し合いをした。
そこで、会社での一つの取り組みをはじめるのだけど、根本的にいままでと変えた。
それは、「自発的な行動に任せる」ということだ。
「な~んだ、そんなことか」といわれそう(;・∀・)
でも、私たちアーティスティックスにとって、これは大きな変革なんです。
いままでは、私やリーダーが考え、社員にやらせた。
いや、やってもらうようにお願いした、というほうが近い。
でも、これは変ですよね?
社員はお金をもらって働いているわけです、
いわば、プロの勤め人です。
社員から見てお客さまとはだれか?
それはお金を払う人、つまり会社である。
その会社に貢献するように、工夫したり能力を高めていいサービス(働き)を提供するのは、プロとして当たり前なのだ。
そういうわけで、今年から、大方針は会社が示す。
その大方針に沿って、自分は、「何の目的のために」「何で」「誰に」貢献するのか。
そのために「どんなことを」「どれだけやる」のかを自分で立案し、実行するということにした。
さて、どのようになるのかが、楽しみである。
私のチャレンジ内容は、経営計画がそれなので、今年1年チャレンジしていこう!
2012.06.21
物事を時間軸で考える
みんなは、誰のために仕事をしてるのだろうか?
とても立派な経営者は「利他の心」と言って、人のために働くことの重要性を説いている。
そのことに異論はないけれど、心のそこから、まだまだそう思えない私は、自分のために仕事してる。
お客さまには感謝しているし、できるだけ役に立ちたいと思ってるのは本当だけど、
こんなことをブログに書いたら、お客さまに叱られそうだけど、事実だから仕方がない。
利他の心については、いつかまたブログで書いてみたいですので、きょうは割愛ね。
いつかは、自分のことなど後回しで、利他の心で働く私になるのだろうか・・・
『自分のため』というのは、時間軸を加えて考えるようにしてる。
『今だけ』を考えたら、手を抜いたり楽をしてお金や給料をもらえば得だ。
でも、そんなことをしていたら、信頼されなくなり、社員であれば経営者から「ありがとう、助かるなぁ」と言われることもなく、その人は会社の中で頼りにされなくなる。
その人の役職は上がることもなく、給料だって増えないし、やることなす事いちいちチェックが入る。
そういう状況を自分自身が招くことになる。
それに対して、もらう給料以上に働き、自分のしなければならないこと以外のことも「私やりましょうか」と引き受け、「お前がいてくれてよかったよ」と言われるような人になれば、給料も待遇も良くなり、「お前に任せるぞ」ということも増えて、自分の裁量の範囲も広がり仕事だってやりやすくなる。
そして、それは必ず他の人に役に立つような仕事ぶりになる。
物事を時間軸で考えた時、自分のためになる仕事を突き詰めていけば、それは他の人に貢献することになる。
本当に自分自身のことを考えれば、会社や周りの人のためになる働きをすることになり、
本当に自社のことを考えたら、お客さまのためになるサービスをするようになる。
そんな会社に早くなって行きたい。