ブログ・コラム

磨け!人間力

2022.01.03

意見・提案に対する考え方

これも行動規範の1つ。

これは、純粋に私の志向に基づく考え方ですね~

いいか悪いかは分かりませんが、

判断するのが私なので、どうしても私の志向に基づいた決定になります。

 


意見を持つことはすばらしいこと。どんな意見を持つか、すべて個人の自由です。

しかし、会社で意見を言うこと、つまり提案するとなると、これは仕事の一環ですから、望ましい形があります。

当社では、提案で重要視しているのは、自発的であることです。

言い方を変えれば、「私が○○したいがいいですか?」という意見であることです。

このような自発的な意見の場合、私はできる限り許可するようにします。たとえそれが効果的でないとしても、「まずはやってみようか」という可能性が非常に高い。

これに対して、「会社が○○すべきです」という意見に対しては、非常に厳しく判断をします。会社というものは概念です。実在するものではありません。つまり、自分以外の誰かにやらせるが、自分はやるつもりがないということ。

もちろん、適任者というものがありますので、すべてが上記のような判断をするだけではないですが、意見・提案に対する基本的なスタンスとして大切にしてほしいと思っています。

2022.01.02

ルールに対する考え方

いま、次年度の経営指針を作っています。

私の作るのは大方針等の前半部分を中心ですが、

その中に、行動規範という章があります。

 

「私はこのような考え方や、それに基づいた行動を目指します」

「アーティスティックスのみんなも、この価値観を理解して、行動のよりどころにしてほしい」

というようなイメージです。

 

望ましい行動。

または、その行動を決定するのに、

どのような考えに基づくかを明確にしているのが

行動規範です。

行動規範っていう言葉がいまいちピンとこないのですが、

他に、いいネーミングはありませんかね~

 

その中の1つが

「ルールに対する考え方」です。

内容はこんな感じ。

 


根本的な考え方として、ルールには2つ側面があります。

それは、

・スムーズな業務遂行のための手順や指示(マニュアル)

・困ったことが起きないように行動を禁止・強制するもの(規則)

です。

 

マニュアル的なものとしては、できるだけ明確になっているといいです。

すべてがマニュアル化されるわけではありません。

社会人としてのルールもあるでしょう。

指示という形で示されるルールもあります。

 

できれば、明文化されているほうがいいです。

しかし、明文化には手間がかかり、それはすなわちコストです。

コストに見合う効果があるか、他の業務と比べて優先順位はどちらが高いかにより判断されます。

もっともよいのは、教育するタイミングで、教わる人がマニュアル化することです。

マニュアルは、どうするともっとよい方法になるのか、見直しも必要です。

 

それに対して規則的なものは、私は少なければ少ないほどいいと考えています。

 

規則がなぜできるのか。それは、何か困ったことが起きるからです。

それは、明文化されていないことを逆手に取ること、大きな趣旨に添わず、明文化された内容のすき間を突くような行為だったり、また、義務をないがしろにしながら権利ばかりを最大限広げようとすることにより、全体最適が損なわれるときは、ルールで強制・禁止をする必要が出てきます。

 

規則が多いということは、困ったことが多発している会社だからです。

「共に成長」の理念や、当社の社風、行動規範から考えれば何がいいのか、あるべき姿をイメージすれば多くのことは判断できます。

それでも問題が繰り返す場合に、規則というルールが作られます。

規則は自分たちが招いています。

 

規則というルールで縛らなくてもいい、そんな会社にしていきたいと私はいつも願っています。

 


こんな感じの内容です。

毎年、経営指針書を作成しながら、

文章を読み直し、

自分の言いたいことが分かりやすく書いてあるか、

読んだ人に「そうだよね」と伝わりやすいかを考えながら、

少しずつ文章を練りなおしています。

 

みなさんは、どうお考えになりますか?

どのように感じますか?

2021.12.18

久しぶりの(勝手に)ハイブリッド例会開催

きょうは、月2回のお楽しみ。

小田原トーストマスターズクラブ例会でした。

 

スピーチクラブという位置づけですが、

パブリックスピーチのみならず、

とっさの問いかけへの返しや

ビジネスでのプレゼンテーションなど、

さまざまなしゃべりの訓練になるコミュニティです。

 

ここも、ご多分に漏れず、

対面開催が中止になって久しい。

それでも、少しずつ、

通常に戻していきたい。

ということで、勝手にハイブリッド例会を開催しました。

 

小田原トーストマスターズクラブとはいえ、

私は静岡県長泉町在住、会社は沼津ということで、

まずは私の地元、沼津市での開催。

私の勝手にハイブリッド例会ですからね(笑)

 

そうそう、私の会社の目の前が、

みんなの図書館さんかく沼津という私設図書館。

私も、そこに自分の本を置いているので、

ここをお借りしよう!

ということで図書館のオーナーに許可を取りました。

 

急な告知だったため、参加者ゼロの

ひとり対面ハイブリッド例会になりそうでしたが、

1名のメンバーと、1名は他クラブからのゲスト、

私と合わせて、計3名で

無事ハイブリッド例会が開催できました。

 

やっぱり対面、楽しくて仕方がない。

会の進行そっちのけで、こっちで雑談が盛り上がり、

ちょっと迷惑を賭けたかも。

ごめんなさい m(__)m

でも、やってよかった。

 

せっかくなので、ハイブリッドでやったときの気づきをいくつか。

トーストマスターズクラブのことがわからない人には

何のことか????っていうのもあるかもしれませんが

自分と仲間への記録も兼ねて残しておきます。

 

思った以上にスムーズ)

対面が少人数であれば、

Web会議用360度カメラ・スピーカ・マイク一式になったものを

使うと、ほんと楽。

 

人数が増えてきたときは工夫が必要)

おそらく、人数が増えてきたときは、

いまの機器だけではNGで、

他に工夫が必要だろう。

どこまでお金をかけるかによって、

やり方はいくつか考えがある。

 

準備スピーチのコメントが送れない)

対面の人がオンラインに、

またはオンラインの人が対面の準備スピーカに

コメントを送ることができない。

いままでは、ひとりひとり全員Zoomだったので、

Zoomダイレクトメッセージでできたが、

他の仕組みが必要。

Pathwaysで送れるらしいとも聞いた。

検討の余地あり。

 

ベスト○○の投票ができない)

これも準備スピーカのコメントと同じで、

Zoomダイレクトメッセージで実現していたため、

別のやり方が必要。

Google Formか?

クラブサポートシステムでも

投票が可能

これを活用するのがいいのでは?

 

多拠点ハイブリッド例会の可能性)

ハイブリッドというと、

対面会場に集まった複数人と、

Zoomの個人という先入観があった。

集合会場を2~3か所つなげるという

ハイブリッド例会の開催も可能。

小田原TMCは、いま静岡のメンバーが多い。

・小田原メイン会場

・静岡東部サテライト会場

・Zoom個人

この3つをつなぐハイブリッドという方法も十分考えられます。

となると、同じ時間帯で開催しているクラブ間の

合同例会もしやすそう。

メンバー減に苦慮しているクラブが、

他クラブと合同でハイブリッド例会することで、

活発な例会を体験することも手軽にできますね。

 

周りの人へのアピールになる)

今回は、みんなの図書館さんかく沼津の場所を借りました。

ここにたまたま居合わせた人へ

知ってもらうことにもなる。

 

サテライト会場は場所を移動してもいい)

メイン会場は小田原に置くとして、

サテライト会場は、

持ち回りで移動してもいい。

または、「私やります」

という人のところに2~3名の小グループで集まる

という方法もありです。

 

少人数だったら、マイク・スピーカの工夫で可能)

今回は360度カメラ・スピーカ・マイク一体型の

Web会議用のものを使いましたが、

少人数であれば、スピーカ・マイク一体型のものさえあれば、

カメラは通常のWebカメラで十分対応可能。

360度カメラとなると7~10万円以上と高額になるが、

スピーカ・マイクだけなら、

1.5~3万円くらいで、割といいものが買える。

 

やっぱりとにかく楽しい対面開催)

やっぱり楽しいですね、対面は。

まぁ、分かり切っていたことではありますが。

オンラインの良さもあります。

・距離を超えられる

・すき間時間で参加

・他のことを兼ねながら参加

・安全

など、とにかく手軽な良さはある。

 

状況は刻々と変わる。

全員の統一した見解をとることも難しい。

だからこそ、オンライン・対面の選択肢がある、

ハイブリッド例会が、これからのスタイルに

なるのではないかと。

いざというときには完全オンラインに簡単にシフトできるしね。

  

今回、急きょやってみたハイブリッド例会でしたが、

頭で考えているだけじゃなく、

やっぱりやってみると、わかることって多数あるなと感じました。

2021.11.20

IからYouへ

きょうは、

月に2回のお楽しみ、

小田原トーストマスターズクラブの

例会日でした。

 

お互いが先生であり生徒。

学びというよりはコミュニティに近い、

それが小田原トーストマスターズクラブ。

 

その中で、きのう教えてもらったこと。

それは、

『I(私)からYou(あなた)へ』

 

スピーチ、特に準備スピーチと呼ばれる、

5~7分程度の、テーマを持ったスピーチ。

この中で、

まずは、I(私)のことを話しをする。

そして、最後にはYou(あなた)へのメッセージで締めくくる。

「やってみませんか? やってみましょう!」

というメッセージを投げかけて終わるのがいいよねと、

共有してくれました。

別の言い方をすれば、行動要請。

 

自分の考えやエピソードを体験を交えて話す。

その話しに共感をする。

そこに、相手へ行動要請という形で

メッセージを送る。

 

その結果、相手の行動が変わる。

小さな1歩を踏み出す。

そうすれば、そのスピーチの意味が増してくるのですね。

 

私は、経営者として、

社員さんやお客様、

関わる人たちが良くなってほしい。

もちろん、私自身も、ですが。

そのために、効果的な行動要請ができるようになりたい。

そう思って、小田原トーストマスターズクラブに入っています。

 

私の苦手科目。

私の基本的な考えは長所伸展なのですが、

これだけは、リーダーとして持っていたい力なので

苦手ですが、ここ数年取り組んでいます。

まぁ、楽しいですしね。

 

同じように、

「話しが苦手」

「もっと、伝わる話しができるようになりたい」

「リーダーとして、影響力を高めたい」

というみなさん、一度、Zoomで見学をしてみませんか?

3回まで見学無料ですので。

私にご連絡いただければ、ご案内をします。

一緒に参加してみましょう。

2021.11.16

正解のない時代に何が求められるのか

きのうは、毎月のお楽しみ

西原ゼミでした。

 

西原ゼミは、かつ銀や一番亭などを展開している

にしはらグループの西原会長がゼミ長、

NPOサプライズの飯倉さんが副ゼミ長です。

 

西原さんは、毎日本を1冊読んでいて、

その内容をまとめて解説したものを

ブログやYoutubeで発信してくださっています。

 

それらを月に1回、まとめて話しをしてくれるのが西原ゼミ。

 

きのうのテーマは

正解のない時代には何が求められるのか

~~ただ、一歩前へ、踏み出すこと~~

 

ちょっと事情があり、

ながらで聞いていたため、

耳に残ったポイントについて

いくつか書いてみます。

 

「倍にも3倍にも大きくなりたければ、5倍も10倍も働け」

今の時代、なかなかこれは言いづらいことではありますが、

経営者・個人事業主に限ってということになりますかね。

 

私も独立したころは、

毎晩10時以降まで働いたな~

(あっ、独立する前からかwww)

 

残念ながらそんなに大きくはなってないけど、

創業時代って、そんなものだよね。

 

関連して思い出したのは、

「質と量とどちらが大事にしていますか?」

と聞くと、中小企業の経営者の8割は、

質を求めたがるということ。

しかし、私は、質は量で担保されると思っています。

もしかすると、私が創業だからなのかもしれないけど。

創業当時なんて、私の仕事ぶりはとても未熟でした。

技術は多少あったかもしれないけど、

それでも、レベルは知れています。

仕事ぶりなんて、いろいろと気が回らないことが多かった。

それでも、頼んでくれる会社があって、

それを一所懸命こなしていたから、

次につながってきたと思う。

 

野球選手だって、

打てるようになってから打席に立つのではなく、

打席に立ちながら、打てるようになっていく。

 

打席に立ち続ける自分でありたいですね。

カレンダー

«1月»
   1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

ブログ内検索

アーカイブ