ブログ・コラム

磨け!人間力

2022.08.19

不満や苦情への対処方法

経営者や組織のまとめ役をやっていると、

不満や苦情を言われることありませんか?

 

不満とか苦情って、

言われても平気っていう人もいるでしょうけど、

私は、ほんと苦手。

それだけで、その役を投げ出したい気持ちになる。

 

みなさんは、どうですか?

 

私は、そういうのがほんと苦手なので、

不満や苦情を言ってるのが一部の人で、

他の多くは「そのままでいいんじゃない?」って思っている場合は、

みんなの力を借りる場合もあります。

 

まずは、いろんな人の意見を聞く。

挙手で言ってくれればいいけど、

指名で言ってもらうときもある。

そのままでいいという意見が多ければ

それで合意形成をします。

 

でも、そのままという意見を言ってもらえない時や、

合意形成ができない場合は、

最後は数の力を借ります。

多数決ですね。

 

地域の自治会の役を受けたりすると、

声の大きい人の意見に引っ張られる。

近所でもめたくないから、

他の人も意見を言いたがらない。

そういう時、私は、最後は多数決にします。

でも、できればその前に、合意形成をしたいですね。

 

みなさんは、不満や苦情って平気ですか?

どうやって対処しています?

2022.08.09

昇格

きのう、社内で昇格募集をしました。

 

私たちアーティスティックスでは、

昇格は、自ら手を挙げるところから始まります。

 

黙っていて自動的に昇格するのは、

新卒1年目のルーキーから

2年目になった時の昇格のみ。

以降は、自ら「やります」「やりたいです」

というところから始まる。

 

これは、やりたくない人に

いやいややらせるくらいなら、

自分でやるからいいよという、

私が若いころの体験・思いに基づくものです。

 

私が技術者として勤めていたころの経験なのですが、

若い人、特に技術系の人は、

昇格しなくていい、

いやむしろ、昇格したくない

という人が多かった。

 

挙手制にするって、

誰からも手が上がらないという可能性もあるため、

なかなかリスクあるんです。

 

そうすると、すべて私がやらなければならない。

この制度を導入した時は、

「そうなったらそうなったでいいや。

 俺ががんばればそれでいい」

という割り切りでした。

 

昇格しなければ、

間接業務などをやらなくていい。

自分のことだけに責任を持てばいい。

その代わりに、処遇もある程度で伸びなくなります。

 

それらを考えて、

上がるも上がらないも自分で選べるし、

いつでも、門を開いている。

 

そういうこともあってか、

ある程度手を挙げてくれる。

仕事に関しても、

各自が自立・自律して動ける。

同友会の、自主・民主・連帯の精神が

会社にも生きてきています。

よい社風が育ってきたように感じています。

 

この社風が、アーティスティックスの宝かもしれません。

若干ぬるいなど、課題はありますけどね。

2022.07.13

批判する人は自分の言葉に責任を取らない

月曜日の西原ゼミで、

『どっちにしたって批判される』

という話しがありました。

『自分の心が正しいと思うことをしなさい。 

 どっちにしたって批判されるのだから』

とは、第2代米国大統領ルーズベルトの妻

エレノア・ルーズベルトの言葉。

 

批判されるって、本当につらい。

 

でも、批判する人は、

自分の言葉に責任を取らないことを

忘れてはなりません。

 

たまたま機嫌が悪かったから

批判をしただけかもしれない。

そんなことで、

自分の考えを変えたり、

迷ったりするのがバカバカしい。

 

ということでした。

 

う~ん、確かに。

 

私も、社内外から言われ続けた時期もあった。

言っている人は、大した批判だと思ってない。

もしかすると、相手のためを思って、

親切で意見を言ってあげていると

思ってたりもする。

 

自分の人生は、自分だけが責任を取る。

 

意見を受け止めることが大切。

しかし、単なる批判で、

自分がぶれる必要もないし、

気にすることもない。

 

いやぁ、でも、気にはなるなぁ~

ブレないようにはしよう。

2022.07.12

社長の器

会社は社長の器以上に大きくならない。

小さな会社を28年経営していて、痛感する。

 

「経営はトップの器で決まる」と

稲盛和夫さんも言っている。

同様のことを、多くの人がいっている。

 

ところで、器とはなんだろうか?

それは、他人の意見を

どれだけニュートラルに

受けとめられるかなんだと思う。

 

どんな意見でも、

いったん、自分の中に取り込み、

そしゃくし理解する。

できるだけニュートラルに。

 

人の言うとおりにしろという話しではない。

どうするかの前に、どういう意見なのか、

受け止める。

船井幸雄氏の言うところの、

成功の3条件の1つ、素直(すなお)に

近いのかもしれない。

  

きのう出た西原ゼミでも、

藤田晋さんの話しとして、

このようなことを言っていました。

 

・・・・・・・・・・・・・・

私も若い人が言うことには、

できるだけ耳を傾けるようにしています。

(略)

しかし、そのような発言を軽く見てしまうと、

人としても、企業としても、

それ以上の成長は望めなく

なる気がします。

・・・・・・・・・・・・・・

 

耳を傾けること、

それをやるかやらないか、

それがその人の器になるのだろう。

 

・・・・・・・・・・・・・・

「単なる思いつきの発言」か

「確信があっての発言か」を

見極める必要はあります。

・・・・・・・・・・・・・・

 

とも言っていますが。

 

私は、体はデカいが

人としての器は小さい。

 

そのことは、過去にも

社員さんともめて大量退職に

つながったことを見ても明らか。

 

器を大きくしようとして心がけてはいる。

昔よりは、多少は大きくなったと思うが

本質的には変わっていないなということを

日々痛感する。

きのうもそんなことがあった。

自分の器の小ささを見てしまった。

 

そんな自分の器を大きくしていこうと

思って行動すること自体、

それが成長なんだろう。

そんなことを考えた、

きのうの夜でした。

2022.06.28

評価が高い人、低い人と自分の機嫌

どなたの書き込みだったか、

評価が高い人、低い人について

述べた投稿を見ました。

 

為末さんだったような気がしていたけど、

見つからないので、ほかの人だったかもしれません。

出典はっきりしなくて、ごめんなさい。

 

その内容は、確か、こんな感じでした(メモが残ってた)

~~~~~~~~~~~

「評価が高い人というのは

上司や社長にどれだけ安心を与えた度合い」

だということをよくいっていました。

「一をいっても十が分かり、行動する人」

は評価が高いですが、

「十をいっても一しか理解しないし、行動しない人」

は当然評価が低い。

 

と同時に、

「明るく、元気に、前向き」

に考えられる人は評価が高いですが、

「暗く、後ろ向きで、愚痴が多い」

人は評価が低いのはいうまでもありません。

 

今までの経験でいうと、

評価が低い人ほど

「自分は他人より、やってるつもり!」

と思いこんでいる人が

不思議と多いように感じます。

~~~~~~~~~~~

 

このような内容でした。

このことは、私はとても大切なことだと思っています。

 

やることさえやれば、それでいい。

機嫌がいいとか悪いとか、

そんなことは関係ない、

という人もいるかもしれません。

その考えは否定しませんが、

私や私たちアーティスティックスでは

それはNGです。

 

アーティスティックスの経営指針には、

『機嫌よくすることは自分の義務』

と明記してあります。

経営指針発表会などでも、

繰り返し、皆さんにお伝えをしています。

 

仕事をするうえで、

良好な人間関係を作ることは

とても大切と考えています。

 

それは、

・お互いに気持ちよく仕事ができる

・仕事(会社)が楽しくなり好きになる

・社員さんが定着し、社内ノウハウも蓄積される

・パフォーマンスが良くなり、成果や労働生産性が高まる

・結果として利益が増大し、みんなにも還元され、職場の環境も向上する

からです。

 

機嫌というのは気持ちの問題ではない。

表情だったり、

声のトーンだったり、

椅子を乱暴に引く所作だったり、

溜息だったり、

視線だったり、

いろんな『行動』から

みんなが感じ取ります。

 

社員さんからは、

『朝あいさつして、7秒で

きょう機嫌が悪いかどうかわかる』

と言われる私です。

自分への戒めとしていきます。

 

追記:出典は、村田ボーリング技研の村田社長のブログでした

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