ブログ・コラム
地域
2024.12.03
高校生の自習室オープン
本日、沼津のある場所に高校生向けの自習室がオープンした。
私が主で進めているわけではない(が、ちょっと関わってる)ので詳しくは書かないが、
とても素晴らしい取り組みだと思う。
小さなスペースながら、初日からたくさんの人が訪れた。
黙々と勉強している高校生たちの姿を見て、
「最近の若い人は本当に立派だな~」と感じた。
私自身、検討中のことがあるので、
早く試せるよう進めてみようと思う。
2024.11.30
・市町対抗駅伝を見て思った
今日、市町対抗駅伝を見ながら、家族と話していて話題になったこと。
「町っていくつあるんだっけ?」
私は知っていたので、すぐに「12だよ」と答えた。
改めて一覧を見てみると、気づいたことがある。
静岡県の町は、ほとんどが東部に集中していて、その多くが伊豆半島にある。
西部には1つ、中部には2つ、そして東部には9つの町。
9つのうち、6つが伊豆半島に位置している。
西部の浜松や中部の静岡に比べて、
東部には政令指定都市のような大きな都市がないことも、
この分布に影響しているのだろうか。
2024.11.12
小学校で「地産地消」の授業をしてきました(伊豆食べる通信)
先月、沼津市立門池小学校の5年生で授業をしてきました。
テーマはなんと「地産地消」。
ITサービス会社の営業マンとしてよくあるテーマです。
いや、ないないww
ありがたいことに、長年続けている伊豆食べる通信の製作者として、農業や漁業のいろんな生産現場を見てきた経験をお話しする機会をいたのです。
しかも1時間目から4時間目まで全4クラスでやったんですけど、子ども達のパワーに圧倒されて、終わった時にはヘロヘロになりましたね(笑)
ほんと、学校の先生ってすごい仕事をされてます。これが毎日だなんて、尊敬しかありません。
このきっかけになったのが、「社会の授業で養殖の事を学んでるのですが、伊豆食べる通信の「真鯛」特集号を読むことは可能ですか?」と言う先生からのお問い合わせでした。
喜んで「真鯛」特集号を提供させていただいたのと、昨年度、沼津市役所さんから委託を受け作成した「沼津市一次産品PR動画」も紹介して、養殖のこと、漁業のことを授業で動画を見ていただきました。
「子ども達も養殖の現場に行くのは難しいので、通信と動画で学びが深まりました」と嬉しいお言葉をいただきました。
動画もこんな活かし方があるとは思いもしなかったのですが、たくさん見てほしいので来年以降も5年生の授業で使って欲しいなぁ。。。
沼津市1次産品プロモーション動画〜真鯛〜
沼津市公Youtubeチャンネルはこちら 真鯛以外産品はこちらからご覧ください。
みんなはどちらを買いたいですか?
さて、いよいよ本番です。
テーマの「地産地消」について、子ども達はみんなはよく学習していて、食材ごとの食料自給率もしっかり覚えていて、こちらから出したクイズもスラスラ答えてくれました。
「日本におけるみかん類の食料受給率は?」という教科書に載っていない質問をしました。
みなさんどうですか??
・・・・・
答えは「ほぼ100%」っぽいです。
でも、地元のスーパーマーケットを見てみると、海外のみかん類もあるわけです。
では、スーパーに実際に売っていた下記の商品について
- オーストラリア産のオレンジ(7個380円)
- 沼津市西浦のみかん 由良早生(7個498円)
みんなはどちらを買いますか?
こんな質問をしてみました。
もちろん答えはありません。私もどんな意見がでるのか興味がありましたから。
■オーストラリア産オレンジ派
- 「安いから」
- 「オレンジが濃くて美味しそうな見た目だから」
- 「食べたことないから食べて見たい!」
■沼津市西浦産の由良早生
- 「地元産で新鮮だから」
- 「食べても安全で安心できるから」
- 「由良は美味しいから」
などなど、ずっと手が挙がって収拾がつかないほど発表してくれました。
中には、由良って写真みただけで、品種がわかっちゃう子どもいて驚きました(笑)
さすが沼津っ子だなあ。
「地産地消」は地元を知ること、地元が好きであることが根幹にある
今回の授業を通して思ったことは、
「地産地消」は地元を知ること、地元が好きであること。
ここが根幹にあるべきではないでしょうか。
伊豆食べる通信で特集した食材は、最新号の由良早生で35号。
そのうち、沼津市の食材は、7つ。市町村別でカウントすると1番多く特集しているのが沼津市でした。
- 活あじ
- しらす
- 真鯛
- 戸田塩
- 深海魚
- 太刀魚
- 由良早生
と、沼津市ではこんな食材を特集してきました。
これ以外にも、沼津茶、プチヴェール、沼津ねがた白ねぎ、西浦レモネードなど(これらも沼津市さんの動画で撮影してるので見てくださいねww)、たくさんの素晴らしい食材があります。
富士山があり、富士山の伏流水があり、伊豆半島があり、狩野川が流れ込み、駿河湾があり、
エリアや各漁協によって特色のある1次産品を生み出しています。
地理的に見ても奇跡的なところに位置していて、沼津市って実はすごいところなわけです。
単純に、地域生産・地域消費の略語である「地産地消」ではなくて、
「この地域だから生産できて、この地域に住んでいるから食べられる」
と言うところまで落とし込めれば、より愛着と感謝もって地産地消に取り組めるのかなぁと思いました。
そして、もし言う機会あれば、生産者に「美味しかったよ」と伝えてほしいです。
先生からは
「加藤様が直に説明してくださったことで、地産地消について、
自分ごととして捉えようとする児童の姿が見えるようになりました」
なんて嬉しいお言葉をいただきました。
子ども達は本当に元気で、授業中は積極的にコミュニケーションをとって参加して参加してくれました。
ほんと、めちゃくちゃ楽しかったですね。
私も子ども達と一緒に学んだことで、沼津のこと、伊豆食べる通信の活動の意義を見直すことができました。
また、どこかでやりたいなぁー。
門池小学校の皆さま、授業の機会をいただき、ありがとうございました。
また、会いましょう!!
追伸
授業が終わったら何故かサイン攻めにあったのですが、調子に乗ってちゃんと書きまくりました。
プロサッカー選手のサインの横に、普通のおじさんのサインを並んで書いたりして。。。
なんか、ごめんなさい!!
2024.11.11
KURURA vol12完成発表会に参加
KURURAは、静岡県伊豆市を拠点とする活動。
小中学生がプロのクリエイターと協力して地域情報誌を制作する取り組み。
子どもたちは地域を自ら取材し、文章やイラストを作成し、プロも協力しながら仕上げる。
毎年1冊のフリーペーパー『KURURA』を発行。活動を通じ、子どもたちは地域の魅力を再発見し、郷土愛を育むとともに、文章力や表現力が向上する効果。
「子どもローカルマガジンプロジェクトCOLOMAGA」として、今では各地で姉妹紙が作られている。
他地域との交流や「COLOMAGAサミット」での情報交換による視野の広がりも期待される取り組み。
私たちアーティスティックスでは、以前から少しばかり応援させてもらっている。
その2024年度版であるVol.12が完成したということで
ご招待をいただいたので見学してきた。
ほんとすごいね。
自分の住む町にいろんなおもしろい場所や施設、人がいることを知る経験は、
大人になって、きっと大きなプラスになると思う。
小中学生が中心に活動しているが、
それを中学・高校生がサポートし、
さらに大学生が大人とつなぐ役割をしている。
大人は後方支援+お金の調達?
12年間活動しているから
関わっている人たちの層が厚い。
続けるってほんと大切だなと思いました。