ブログ・コラム
磨け!人間力
2012.05.31
社員が成長しないって困っていませんか?
私も困っていた
というか、いまでも困るというか、いろいろと考えたりする。
いろんなことを考えては実施し、社員はやってくれず、あまり成果が出ず、残念に思うことが多かったなぁ。
いま、社員が成長するための、会社の仕組みを考えている。
その中で、行きついた一つの結論。
それは、「やるもやらないも社員が自分で決める」ということ。
「なに言ってるんだ!社員の自由にさせてどうする。社長であればやらせるんだ」というお叱りが、どこからかきそうですね。
でも、結局は、社員一人一人がやるかやらないか、自分で行動するしかないんだよね。
大きな方針は会社が、社長が立てる。
それに基づいて、各自が業務以外にどんなことで会社やみんなに貢献するのかは、それぞれが考えて計画する。
そして、それを社長や上司とネゴを取る(ここ大事ね)
そんな形で、今年からやってみる。
これが定着するまで、きっと3年はかかるだろう。
でも、楽しみだ。
2012.04.30
気づかない人はどうしたらいいのか?
いろんなことに気づかない人って、意外と多い。
この「気づかない人」というのは、ある意味もっともたちが悪い。
なぜなら、「気づかないから直しようがない」
自分が悪いことをしているとか、やるべきことをやっていないとわかっている人は、実はまだ救いがある。
なぜなら、それはいけないことだと思ってるから。
いけないことだと思っているのであれば、どうすべきか教えたり、叱ったり、このままでは自分のためにならないことを説明すれば、直るチャンスがある。
人が成長する中で、もっともトレーニングが難しいのは「気づく力」
気づかない人っていうのは悪気(わるぎ)はないのだけど、気づかないから、とても直しづらい。
これを、リーダーとして、どのように指導していったらいいのか、私は答えを持っていない。
ある立派な経営者は、掃除をすれば気づく力がつくといい、
ある人は、適材適所であり、そういう人はそれで務まる仕事を与えると。
またある人は、すべては採用で決まるから、そういう人ははなっから採用すべきではないとも言う。
いうのは簡単だが、中小企業の場合、来てくれる人で回していくしかないというのが現実だ。
私なりの、おぼろげな答えは、その人が「変わりたいと思うような環境を作る」ということ。
そのために「いいことも悪いことも、その人に返るようにする。困る環境を作る」ことから始まるのかなと思っている。
長くなるので、この辺は、また明日以降に書いてみよう
2012.03.07
薩摩の教え『男の順序』
先日、Facebookを見ていたら、たくさんシェアされている文章を見た
薩摩の教え『男の順序』
1.何かに挑戦し、成功した者
2.何かに挑戦し、失敗したもの
3.自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
4.何もしなかった者
5.何もせず批判だけしている者
なるほど~~納得です。
私も、この順序で、一緒に働きたいし、自分もそうでありたいです
5番の人には近づきたくないですね。
会社にいたなら、やめてもらいたい。
いわゆる人財でも人材でもなく人罪だね。
2012.03.06
アサカツ始めました!
きょうから、会社で朝活(アサカツ)始めました。
ひとりひとりが持ち回りで、業務開始前の時間を使って、ミニミニ勉強会です。
たった、10~15分程度。
でも、思っていた以上のクオリティの勉強会がスタートしました。
月曜日に「明日からアサカツ勉強会やるよ」といったら、「はいっ!」と率先して、社員の梶が翌日の担当に立候補してくれました。
いい会社、いい社員に育ってきてくれてるなー
私は、めちゃめちゃ嬉しかったです。
そして、今朝になって、第1回目。
テーマは「ネガティブマーケティングとポジティブマーケティング」
ををっ!第1回目から、なんかすごいテーマだよ!!
おじさんびっくりしちゃったよ~~~
なんでも、「こまったなー」ということを解決するのがネガティブマーケティング。
「こんなになったらいいですよね!」「それいいね!やろう!」というのが、ポジティブマーケティングらしい。
同じ商品、たとえばホームページ制作であっても、ネガティブマーケティングで売ることも、ポジティブマーケティングで売ることも可能だそうです。
「新規顧客も集まらない、うちはホームページもない、なんとかしてよ!」っていうのに答えるのがネガティブマーケティングってことかな。
まぁ、普通ですね。
それに対して、「お客さまへと情報発信し、コミュニケーション取るために、ホームページをこうやって活用して行きませんか?」って提案・啓蒙していくのが、ポジティブマーケティングってことになるのかな。(あってる?)
ポジティブマーケティングのほうが、仕事がおもしろそうって、ちょっと思いました。
2012.02.18
議論のしかた
きょう、出先から帰ってくると、家族がNHKの討論番組を見ていた。
各国の学生とスタジオを結んだ番組だ。
見た人も多いと思う。
その議論の内容自身も面白かったが、私は猪瀬さん(東京都副知事)の発言が興味深かった。
徴兵制のことについて、古田さん(元プロ野球選手)の発言に対して、「それは違うんじゃないかな」という、否定的な発言をした。
それまでは、議論の殆どは、「私はこう考える」という議論ばかりだった。
テレビ番組の中では、ただ、それだけのやり取りではあったけど、これがもし一般的な場での議論だった場合、場が荒れるきっかけになったりする。
議論というのは難しいもので、本来は、それぞれの意見と意見のしのぎ合いであって、どうやっていったらいいのかという議論にしていくほうがいいと思う。
しかし、議論が白熱すると、たいてい、相手の意見を否定し始める。
否定された方は、自分の正しさを必死になって訴える。
すると、更にその論理のほころびを見つけて否定する。
どんな意見にでも、リスクや論理的な不確かさなどはあるものだ。
そういう議論を繰り返していくと、結局新しいことをやろうという意見は、良識派のような態度をとった人に潰されるということが繰り返される。
しかし、その良識派のような顔をした人は、自分の意見をださなかったり、何もしなかったり、その結果に対して責任を持たなかったりする。
議論というのは難しいものだ。
議論は、意見と意見のしのぎ合いで、磨き合って、より良いものにしていくのが理想であって、攻撃と防御のような議論はしたくないものだと、テレビを見ていて思った。
一瞬、田中角栄さんの、「ダメだと言うな!ダメというなら対案を出せ!」というセリフが思い出された。