ブログ・コラム

磨け!人間力

2025.04.24

・スペイン語学習・・・続けることに意味があるというが・・・

私は二年ぐらい前よりスペイン語の勉強をしている。  

しているが、ほとんど上達しない。  

   

私の数少ない趣味の一つがフォルクローレ。  

南米、アンデス山脈周辺の民族音楽をベースにした現代音楽、民族音楽全般を指す。  

これを20年ほど楽しんでいる。  

   

いまでは「ミルカミルカ」というグループに所属して、  

ああでもないこうでもないと練習しながら楽しんでいる。  

私は笛(ビエントス=風という意味)担当なので、スペイン語が必須というわけではないが、  

できたらもっと楽しいかなと思って、二年くらい前から少しずつ勉強を始めた。  

   

といっても、そんなにがっつりやる気があるわけではないので、  

通勤の途中にNHK語学アプリでスペイン語講座を“ながら聞き”するだけ。  

たいして身を入れて勉強していないので、仕方がないが…  

想像以上に上達しない(笑)  

  

頭も固くなってきたのかもしれない。  

もっと効率的で早い上達方法もあるのだろうが、  

そこにあまり時間を割きたいとは思っていない。  

 

通勤の15分。  

事故をしない程度に“ながら聞き”。  

これからどこまで上達するかな。

2025.04.23

人は育てるものではなく育つもの

きょうの同友会の日めくりは  

「人は育てるものではなく育つもの」だった。  

この言葉、とても共感する。  

 

私も近い考えを持っている。

 

「人を育てる」  

よく聞く言葉だし、つい使ってしまいがち。  

 

しかし本当に人を「育てる」ことなんてできるのだろうか?  

経営者駆け出しの頃に、自問自答した。  

   

私は考えのベースに  

「自分以外の人はコントロールできない」  

という考えがある。  

となると、人を育てることなどできるはずがない。  

   

では、何もできないのか?  

いや、そうではないと思う。  

    

人を育てることはできないが、  

人が育ちやすい「環境」というものはある。  

そして、それを私が用意することは十分できる。  

 

その人の環境によって、育ちやすい、育ちにくい。  

または、育つきっかけや気づきが得られやすい環境というものは必ずあると思う。  

その環境には、仕事や役割もあるだろう。  

そして、私自身も他人から見れば環境の一部でしかない。  

私の行動・言動・表情・会社のあり方・社風・制度・  

他の先輩後輩社員の言動や行動←これはコントロールできないが、互いに影響を受ける

それらを整える。

 

いわば、土を耕し、肥やすようなもの。  

あとは、ぐんぐん育ち、大きく実ることを願うばかりだ。

2025.04.22

ファシリテーションの目指すところって?

ずいぶん以前、ある会の研修に参加した時のこと。  

全国からの猛者がたくさん集まっていたその研修。  

私はグループ長を仰せつかった。  

グループ長といっても、司会というよりかはファシリテーター的なもの。  

その議論を深めたり、活性化させたりするのが、その役割。  

 

全国の猛者が集まっている研修、  

放っておいてもみんなからガンガン意見が出る。  

といっても、俺が俺がという人がいない。  

 

良い雰囲気だったので、  

「ここからはフリートークにしましょう」  

と宣言した。  

 

するとその中の一人、威勢のいい若手経営者が  

「グループ長としてそれはおかしい!それなら私がグループ長やります。いいですね」  

と言ってきた。  

 

彼は、往年の田原総一朗ばりの仕切りを見せた。  

確かに上手だった。  

ちょっと得意げにも見えた(偏見?)  

 

率直な感想として「若いなぁ」と思った。  

 

ファシリテーションの目指すところって、  

ファシリテーターがいなくても良い議論が交わされる状態にもっていくことにあると、私は思っている。  

ファシリテーターは影の立役者であり、縁の下の力持ち。  

決して主役ではない。  

田原総一朗になってはいけない。

 

もちろん、誰かが強く出すぎたり、議論に参加してなかったり、意見が言いにくそうな人がいたら、フォローアップする準備はしつつでの話ではあるが。

 

私たちアーティスティックスの社風も、そのようにあってほしいと思っているし、

そうなるように私は社風を作っているつもり。

そのおかげか、今ではそれに近づいてきていると感じている。

それは、私だけではなく、部門長を中心とした

社員さんたちの努力を合わさって形成されているもの。

それが社風、文化として定着し、

若手社員さんにも波及・伝承してくれることを、切に願っている。

2025.04.18

オフィス出社回帰の到来?

アクセンチュアがフル出社を求めたというニュースが話題になっている。  

他の大企業でも、似たような動きがちらほら出てきた。  

 

それが適正かどうかはさておき、  

コロナが落ち着いた今、こうした動きが出てくることは  

ある意味、予測できたことだと思う。  

 

ニュースでは「出社を強制」といった言葉がよく使われるが、  

報道の都合上、少し刺激的に表現されているようにも感じる。  

実際は、雇用契約に基づいた判断(裁量の範囲)なのかもしれない。  

 

出社か在宅かというのは、単に“場所”の問題だけではない。  

その人の成果に対して、誰が責任を持つのか、  

ということにもつながってくる。  

 

コロナ禍で「全国どこでも雇用」「どこでも働ける」  

というスタイルを採用した企業もあった。  

自由な働き方として好意的に受け取られていたが、  

私は、実はとても怖いことだと感じていた。  

 

自由には、必ず責任が伴う。  

「どこで働いても自由」という大企業は、  

裏を返せば「成果が出なければ雇用は維持できないよ」  

という責任が伴うはず。  

クビになるかどうかは別として、  

「成果が出なければ辞めてもらって構わない」という考えが、  

そこにはあるように思えた。  

 

中小企業では、そんなやり方はできない。  

 

実際に来てくれた人と共に会社をつくっていく。  

それが中小企業だ。  

 

縁があって入社してくれた社員さんと、  

会社と共に成長していく。  

会社も社員も、歩み寄りながら互いに努力する。  

 

それが、私が目指す会社のあり方であり、  

中小企業が歩むべき道ではないか。  

 

大企業がやっているからといって、  

何でも安易に真似する必要はない。

2025.04.09

長くいるとマンネリになる

同じところに長くいるとマンネリになってしまう。

居心地は良い。

ということは、きっと今の自分で変わらなくて済むということ。

それはつまり、成長がない。

 

場所を変える

関わりのスタンスを変える

ポジション・役割を変える

 

そうして、あえて居心地を悪くする。

そういうのって大切だなと思った。

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