ブログ・コラム
セールス
2012.02.12
営業をマーケティングとセールスに分けて考える
私たちは、一口に営業営業と言いますが、これを、マーケティング(集客)とセールス(商談)に分けて考えていくことが、うまくいくコツだと思います。
これを、ごっちゃにして考えると、訳がわからなくなってしまうんですね。
正確に言えば、集客とマーケティングは違うでしょう。
でも、学問的な細かい話は置いておいて、わかりやすくそのような言葉にします。
集客とは、言葉通り、お客様が集まるようにする活動です。
もう少し詳しく言うと、新たな見込み客と私たちと、どうやって出会うのか。
マーケティングの専門家の方、「そうじゃない」という異論があるんでしょうが、お目こぼしください。
そして、セールス(商談)は、見込み客から出てきた要望・お困り事などの具体的な案件に対して、私たちが持っている商品・サービスを使って、問題解決していく活動のことです。
決して、物を売りつけることが、営業の仕事ではない。
お客様のお困り事が解決すれば、その対価として、売上がいただけます。
理想を言えば、マーケティングとセールスは、分業したほうがいい。
必要なスキルや考え方が違うから。
といっても、中小企業の場合、そんなところまで人員をさけるわけもありません。
ですから、せめて、マーケティングとセールスを分けて考える習慣付けをするように、私は意識しています。
でも、マーケティングは奥が深いですね。
私なんて、入り口に立ったくらいです。
小規模事業者でも使えるマーケティングを、もっともっと身につけていきたいです。
2012.02.10
メニューは、迷わせたい
先日、イタリアンのお店で家族と食事した時に思ったことの続き。
どうして、イタリアンのお店は、メニューが文字ばかりなんだろう?
フランス料理のお店も、そう。
メニューは迷わせなきゃいけない(と、私は思っている)
迷って決めるっていうことは、迷った他のメニューは、次に来店した時に食べたくなるっていうこと。
そうすれば、リピーターになってくれる可能性が高まりますよね?
メニューを見ると、そのお店の姿勢が見えてくるように思います。
楽しみやワクワク感を演出しようとしているお店。
お子様や家族が団らんできるお店。
美味しい料理さえ作っていれば、きっとお客様はわかってくれると信じているお店。
戦略も脈絡もないお店。
私は飲食店には素人ですが、お客様の95%以上は素人です。
だから、その素人感覚を想像して、対応していくこと。
それこそが、本来のお客様第一主義だと思います。
決して、お客様の言いなりになることが、お客様第一主義ではありません。
お客様側にたって、常に考えていくこと。
そのためには、社内の混乱や手間や好き嫌いは、いったん横において考えていくこと。
出したいものを出すのではなく、欲するものを提供していく。
それが、真のお客様第一主義です(ですよね?←ちょっと弱気ww)
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