ブログ・コラム
弊社の事業活動
2020.09.12
伊豆の国市商工会青年部主催の「おらが街の職を知ろうれ!!職業フェア in2020」に参加しました。
伊豆の国市商工会青年部主催の「おらが街の職を知ろう!!職業フェア in2020」に参加しました。
このフェアは伊豆の国市立大仁中学校で開催され、大仁中学校の1、2年生の生徒の皆さんに対して、体験や見学を通してどんな仕事があるのか知ってもらうかと言うものです。
地元のいろんな会社や団体が出店されてました。旅館業、パン屋さん、介護、農業、石材店、警察などなど。中には伊豆の国市の温泉地で活躍されている芸者さんもいて、地元の色が出た内容となっていました。
アーティスティックスは「IT情報技術サービス業」として参加し、情報を上手く発信すること、活用することについてお話しいたしました。
- ホームページの更新体験
- 人体認知カメラのデモ
- VRの体験
これらを、3回に分けて約30名の生徒さんが受けてくれました。
生徒の皆さんは、本当に真面目に私たちの話を聴いてくれましたし、体験にも積極的にチャレンジしてくれました。特にVRの体験は人気で立候補が多かったですね。
そして、驚いたことは、みんな飲み込みが早いと言うことです。少しの説明でVRの操作を難なくこなしていたことです。
ITに触れる機会が多い時代なんだなぁーと思いつつ、真っ直ぐに学ぶ姿勢は、逆に私たちが生徒さんから学んだ、そんな一日になりましま。
大仁中学校の生徒の皆さん、先生の皆さん、伊豆の国市商工会青年部の皆さん、素敵な体験をありがとうございました。
ホームページ更新体験
人体検知カメラの説明中
VRの体験。生徒さん上手すぎる!
追伸・・・
警察署の体験ブースに置かれていた、このセットは、もしかしてポンポンして指紋を調べる奴じゃないのか。
正直言って、めちゃくちゃ体験してみたかった。
「中学生羨ましいぜ。」と強烈な嫉妬心を抱いていたことは内緒にしておいてください。
2020.04.26
勝つ経営と敗けない経営
きのう、経営仲間の話しを聞いていて、なるほどと思ったこと。
経営者いわく、勝つ経営と敗けない経営は別。
勝つ経営は、
・時流にぴったり合わせる
・流れに乗る
・一気に展開・拡大
・資金は借り入れ、レバレッジを効かせた経営
なので、とても成功する。
ただし、予想外の大きな変化に弱い。
時流が変わったときに、途端に苦しくなる。
大きく資金を借りているから、立ち行かなくなり、バタバタつぶれる。
それに対して、敗けない経営は、
・経営の軸足を複数持つ(リスク分散、1社集中を避ける、複数事業、都内と地方、リアルとバーチャルなど)
・いろんなことを試す
・失敗も多いがそのうちいくつかは成功する
・成功したものを育てる
・それらを複数作り、軸足の1つに加える
・流れが変わっても、他の軸足(=収入源)に注力する
私も会社を作って26年目に入りました。
バブル後の失われた10年、ITバブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災を乗り越えてきました。
そのたびに、起業→受託開発→人材ビジネス(常駐派遣)→地域密着IT企業と形を変えてきました。
大きな成長はありませんでしたし、とても苦しい時代のほうが多かったです。
それでも、な~んとなく敗けない経営というものをわかっていたつもりですが、
きのう言葉にしてくれて、自分の中でも整理ができました。
コロナ終息がいつなのか私にはわかりませんが、
たとえ終息したとしても、元の時代には戻りません。
多くの会社にとって、いまは、敗けない経営をするときです。
いや、戻らないだろうという仮定で、次の種まきをしておいたほうがいいです。
(コロナの中だからこそ、今まで準備してきたことが花開いている会社は別です)
多くの場合、よくなる想定が外れた場合の被害は大きいですが、
悪くなることを想定しておいて、その予想が外れてよくなっても、会社はつぶれないものです。
いまは、会社を守ること、社員の雇用と生活を守ることを最優先にする時期。
次の時代への種まきの時期。
PDCAではなくdPDCAが大事とは、別のある人から教えてもらいました。
いまは、d(まずは小さくやってみて、その経験から学ぶ)ことを、たくさん高速にやっていくときと思います。
時代に適応する会社に、一緒に変貌していきましょう!
長岡善章
2020.04.20
【コロナ対策】テイクアウトのはじめ方(WEB受付)
【コロナ対策】テイクアウトのはじめ方(WEB受付)
※デリバリーでも利用可能
【必要なもの】※無料で利用可能
- Googleフォーム
- Googleスプレッドシート
注文の受け付け方【Googleフォーム】
1.Googleフォームを開くとパーソナルとビジネスを選択しますが、まずはパーソナルを選択。
2.新規でつくるor形が決まっているならばテンプレートギャラリーからも選択可能。
3.必要情報を打ち込んでいく。例:名前・連絡先等
4.複数の注文を受ける場合は、選択方式をチェックボックスを利用する。
5.右上にある目のマークを押すと実際にどのように見られるかが確認できる。
7.右上にある送信ボタンを押すと他の人にフォームのURLを教えることができる。
※注文の受付を終了する場合:上部回答を選択→回答を受付中をoffにする。
注文を管理する【Googleスプレッドシート】
1.作成したGoogleフォーム上部→回答を選択→スプレッドシートのマーク(緑色のマーク)を選択。
2.エクセルに似た表計算のシートができる。※自由に編集可能。
以上です。
私自身も初めて作ってみたのですが、簡単に作成することが可能でした。
ぜひ、ご参考になさってください。
ちなみに、作ってみたサンプルはこちらです。
- テイクアウト注文用フォーム
https://forms.gle/LPK31XoLLH1o4tZt7 - Googleフォームの詳しい使い方:
https://support.google.com/a/users/answer/9302965#!/ - Googleスプレッドシートの詳しい使い方:
https://support.google.com/docs/answer/6000292?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja
最後に・・・
SNSを見ても、仕事でお付き合いをさせて頂いている方からも、前向きなご意見を多く聞きます。
大変な時期だからこそ、スピード感を持って、新たなことを取り組んでいらっしゃる方もいらっしゃいます。
弊社としても、微力ながら皆さんのお力になれれば嬉しいですね。
2019.12.31
沼津へ新オフィス移転の報告(来年3月)
12/24(火)に新オフィスの契約を完了しました。
2020年3月から、沼津市に移転をします。
縁あって、沼津信用金庫の旧駅北支店(リコー通り)
の1階に引っ越すことになりました。
沼信さんは、このビルを
『地域活性化及び産業振興に向けて沼津市の施策と連携し、
市外から新規進出するIT 企業を中核に教育機関等との連携によるインターンシップ、テレワーク・デイズなどに活用することで働き方改革などの取り組みを推進する拠点としていく』
とのことで、公募がかかりました。
この話しを聞いて・・・・「これ、うちの会社のことじゃん!」と思い応募。
採択いただきました。
沼信さんにはとても感謝しています。
私たちアーティスティックスは、
メーカーへの派遣・常駐開発ばかりだったところから、
2010年に地域に根差したIT企業になりたいとの
思いで大きく舵を切り、事業形態を変えました。
それは、いばらの道、険しくうまくいかないことばかりでしが、時間がかかりましたが、やっとここまで来ました。
ホームページ制作、
セールスフォース構築、
ICT/IoT/クラウドを活用して
皆さんの課題をいっしょに解決することで、
「共に成長」の経営理念に一歩近づくことができました。
引っ越しに際しては、
沼津市役所の商工振興課のみなさんにも
ほんとていねいに相談に乗っていただき、
本日、ITオフィス等進出事業費補助金の申請を
出すことができました。
感謝しています。
移転してからは、単なるオフィスではなく、
この拠点を、いろんな人たちが出会い、つながり、
新たなものが生まれていく場所にしていきたい。
私たちは、その一翼を担い、
人と人、会社と会社がつながって、
単独ではできなかった新たな取り組みが生まれる場にしたい。
そのために私たちは、多くの人たちと出会うとともに、もっと専門性を磨き、みなさんの力になれるようになりたいです。
3月には新たなオフィスで事業をスタートします。
近くなりましたらご案内いたしますので、ぜひ遊びにいらしてください。
ありがとうございます。
2019.11.11
ちょうど四半世紀を振り返る
1994年11月11日
(株)アーティスティックスの前身、(有)アーティスティックスは誕生しました。インターネットなど、ほとんどなかった時代。経営者仲間もいませんでした。会社設立の本を買ってきて何週間も前から書類を準備して、その日、法務局の窓口に書類を出しました。法務局の窓口の雰囲気に、たじろいだことを今でも鮮明に覚えています。
設立当時は「子供部屋」と呼ばれる実家の一室が会社のすべてでした。ほどなくして高専時代の同級生がいっしょにやろうと合流。それを期に、沼津市の国1バイパス沿いにオフィスを借り、開発(長岡担当)とパソコン教室(同級生担当)を開設しました。会社設立よりもオフィスを借り仲間ができた時が、本当の意味での起業に近かったかもしれません。とても夢は広がっていました。毎日のように夜遅くまで2人で仕事していましたが、楽しくやりがいがありました。
規模拡大 その陰で・・・
開発業務のほうが利益が上がるため、2人でそちらに専念。パソコンスクールをやらなくなると広すぎるオフィス。さぁ、これからどうしようか。2人だけでやっていくのはつまらない。仲間は多いほうがいいと人を採用することにしました。何人かの中途社員に来てもらいましたがなかなか定着せず、それならいっそのことと新卒を採用することに。2人しかいないのに、新卒3名採用というかなり無茶をしました。
実務経験ゼロですべてを教えなければなりませんでしたが、3名とも一所懸命学んでくれました。
そのころになると、中途社員も少しずつ定着。新卒社員の面倒を見るという形で、いい具合に両方とも成長し、会社に定着してくれました。アーティスティックスの初期をこの3名の新卒と中途社員さんたちが支えてくれました。気をよくして翌年も2人の新卒社員を採用。人数は前の年よりも少なかったのですが、とても素晴らしい新卒学生が来てくれました。2人ともまったくタイプは違いましたが会社に入って大活躍。1人は今でも会社を支えてくれています。
今からは想像しにくいかもしれませんが、新卒を採用するのは中堅・大手ばかり。10名程度の会社では「私のような小さな会社では新卒なんてとても採用できない」と言ってるところが多かった時代。無理してでも新卒採用に踏み切ったのがとてもよかったです。新卒2年目の頃には、かなり会社に勢いがつきました。
2000年には株式会社化。前職の同僚も加わり3名が経営陣となり、さらに採用に力を入れていきました。途中、ITミニバブルの崩壊があり、社内開発から客先常駐中心に切り替わりましたが、順調に規模を拡大。24名までになりました。このまま規模を大きくしていけばいいという路線が見えてきたのと同時に、人材ビジネス的なものに少しずつ疑問を持ち始めていた、その時にそれは起きました。
リーマンショックで大きく会社のかじを切る
2008年9月、リーマンショック。これからどうなるんだろうか、漠然とした不安。先が見えませんでした。当社への影響は年が明けて1月。お客様先の業務縮小とプロジェクトの相次ぐ中止。社員24名のうち15名の業務が一気になくなりました。IT業界ができて数10年、初めての経験でした。このままでは会社がなくなる、アーティスティックスをどの方向に持っていくか、非常に悩みました。いくつかの選択肢があった中、アーティスティックスは「人材ビジネスからの脱却」に大きく舵を切りました。常駐・派遣業務は最小限にして、最終的にはなくす。その代わりに、ニーズを持ったお客様と直接つながることを目指しました。いくつかの業務を試し、ホームページ制作、クラウド型顧客管理システムSalesforceの構築支援の2つを新規事業として立ち上げました。しかし、それはいばらの道でした。
ニーズを持った顧客と直接商売をすること。つまり自社で営業をしていくということです。これは思いのほか大変でした。私を筆頭に社員全員が技術者。営業なんてしたことはありません。人材ビジネスの御用聞き営業とはまったく違います。業務がないから全員営業。技術者もお客様のところにって提案しました。それが嫌で会社を去った人もたくさんいました。とても苦しい時代でしたが、その結果、非常に強い会社に生まれ変わった、そう思います。人材ビジネスに漠然とした不安を持っていた私でしたが、リーマンショックのおかげで、そこから脱することができました。大変な経験で二度としたくありませんが、今思えば、私たちには必要なことだったのかもしれません。
ドットツリーそして新たなステージへ
2016年、伊豆市修善寺にできたドットツリー修善寺にサテライトオフィスを構えました。伊豆地域に根差してサービスを提供していくための拠点であり中小企業が手を組むビジネスチームでした。そこに新たな人材が加わり「みらいラボ@ドットツリー」という当社のラボ(研究開発部門)を作ることができました。新規事業のWeb、クラウド事業、そして長年培ってきた組込開発をベースとしたIoTやアプリ開発、これらを複合的につなげてお客様の課題を一緒になって解決するのが、みらいラボ@ドットツリーのコンセプトです。静岡県のITコーディネータに認定いただき、また三島市とはICT等を活用したまちづくりに関する協定を結んだりと、さまざまな相談に乗ることができるようになりました。
苦しい時代を一緒に乗りきってくれた社員さんたちは、目覚ましい成長を遂げました。このころに経営理念を「共に成長」に書き換えました。共に成長の共には、まず第1には社員さんたちです。この社員さんたちと共に仕事をしていきたい。少しずつでもいいからお互い成長していきたい。やっていく仕事もレベルアップしていきたい。そのためにも、お客さまの事業成長に貢献して一緒に成長していきたい。そして、この地域の成長の一翼を担える私たちでありたい。そんな思いで「共に成長」を新しい理念として掲げてきました。
四半世紀がたったからというわけではありませんが、これからのアーティスティックスは、がらりと変わっていきます。お客様の事業成長や地域の成長に今以上に貢献できるようになります。30周年に向けて、これからがまた楽しみです。