ブログ・コラム

ブロックチェーン

2021.04.06

MUFGとAkamai、世界最速のブロックチェーン商用サービス

ITmedia NEWSの記事によると、

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と

米Akamai Technologiesのジョイントベンチャー、

Global Open Network Japanが、

世界最速のブロックチェーンを活用した

栗時っとカード会社向け決済ネットワークサービスを

商用サービス開始したもよう。

 

クレジット決済時のネットワーク使用料金を大幅に下げられる。

また、ブロックチェーンに記録するため改ざんされにくい。

クレジットカードは、決済するときにネットワーク利用手数料が発生する。

なので、少額決済が多いと、収益を圧迫する。

 

ブロックチェーンは改ざん耐性に優れる(改ざんされにくい)が

一般的に、決済が遅いという特性がある。

その欠点を、Akamai Technologiesのブロックチェーンは改善。

決済処理速度2秒以下、毎秒100万件の取引処理が可能らしい。

すごいね~。

ブロックチェーンの商用利用が本格化しそうですね!

 

出典:ITmedia NEWS

2021.01.21

ブロックチェーンは分散型で改ざんがほぼできない

ブロックチェーンは、ハッシュ値により、データがたくさん入ったブロックが

チェーンのように連なっているという話しを、きのうしました。

前のブロックのハッシュ値を次のブロックに書き込むため、

1つのブロックを変更しようとすると、その次のハッシュ値が変更され、

そうすると、そのブロックのハッシュ値を求め直さなければならず

さらに次のブロックのハッシュ値が変更され・・・・・

 

これが、末尾まで連なっていくため、書き換えがしにくい構造になっています。

 

企業のシステムは、どこか運営元があり、そこが強い力を持っています。

運営元なので当たり前ですが、その運営元が、やろうと思えば内容を改ざんすることもできます。

そして、世の中の人は、改ざんされたとしても、知ることができません。

 

対して、ブロックチェーンは、分散型の運営がされています。

強い力を持った運営元があるわけではありません。

世界中に、ノードと呼ばれるPCがあります。

それぞれのPCは、それぞれ別の人たちによって運営されています。

パブリック・ブロックチェーンは、誰もがそのブロックチェーンに参加することができます。

前出のように1つのノードの中でも改ざんは非常にしにくい構造になっていますが、

複数のノードがあることで、1台が改ざんされても、他のノードが正しい情報を保持されているので、

改ざんされたことが検知されてしまいます。

それにより、ブロックチェーンは、正しい情報を保持し続けられます。

 

と簡単に書きましたが、実はどうやらそんなに簡単な話しではないらしいのですが。

世の中には頭のいい人たちがいるんですね。

 

ビットコインみたいな強大なブロックチェーンではなく、

もっとコンパクトなブロックチェーンの場合は、ある特殊な状況下を作り出すことで、

いくつかのトラブルの可能性があるようです。

(それは中央集権型のシステムも一緒ですが)

この辺は、私ももっと事例を集めてみます。

2021.01.20

ブロックチェーンってなんだろう?

ブロックチェーン・・・・・

みなさん、ご存知ですか?

聞いたことくらいはあるけど、よくわからない。

ブロックチェーンって、ビットコインのことでしょ?

そんな声が聞こえてきそうです。

 

実は私もそんな感じでした。

ある人に、「ブロックチェーンはビジネスチャンスの宝庫だ。絶対取り組んだほうがいい」

って言われ続け、年末年始に勉強しました。

付け焼刃のような勉強ですが・・・・

きょうも、Schooでブロックチェーンのライブセミナーを見たので、

私なりにブロックチェーンとは何かを説明してみます。

ブロックチェーンは、その名前の通り、データのブロック(塊)が

チェーンのようにつながっているものです。

こんな感じのイメージですかね。

(イラストをExcelで書くの、面倒だったwwww)

そのうちの、前後の2つのブロックを取り出してみると、以下のようになっています。

ブロック20には、いくつものデータ(トランザクションデータ)が入っています。

そのデータを、ある関数(ハッシュ関数といいます)を通すと、固定長の文字(ハッシュ値)に変換されます。

そのハッシュ値の、次のブロック21に埋め込みます。

そのハッシュ値で、前後のブロックがつながっているわけです。

このハッシュ値でつながっているというのが、ブロックチェーンのミソなんですね。

 

ハッシュ関数は

・どんなデータでも突っ込める

・固定長のランダムに見えるハッシュ値を吐き出す。

・同じデータであれば、毎回同じ出力データ

・出力(ハッシュ値)から入力のデータは推測できない(不可逆)

という特徴を持っています。

 

なので、データを改ざんしようとすると、ハッシュ値も変えなければならず、

そうすると、その次のブロックのハッシュ値も変えなければならない。

それが延々と続きます。

 

また、ブロックチェーンは、ノートと呼ばれるブロックチェーンのデータを保持しているサーバーが全世界に分散して動いています。

ビットコインのブロックチェーンであれば、その数約1万。

1ノードを書き換えられたとしても、他のノードのデータは元のままです。

ブロックチェーンは、多数決ですから、

多数のデータが正しく、少数のデータは改ざんされた不正データと判断されます。

それらにより、正しさが保持されるということです(らしいです)

 

勉強になりました。

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