ブログ・コラム
会社経営
2025.03.05
人を非難するような場所に身を置かない
私は非難が嫌いだ。
自分が非難されるのはもちろん、
誰かが非難されている場にいるのも、
それを目にするのも苦手だ。
たとえ自分と無関係な第三者への非難であっても、
心が荒み、ざらつく。
対象者が親しい人であれば、なおのこと。
自分自身、理屈っぽい性格なので気をつけなければならない。
単に感想や考えを述べているつもりでも、
気づかないうちに誰かを非難してしまうことがあるからだ。
いまでも、しょっちゅうやってしまい、反省することしきりだ。
非難が役立つこともあるかもしれないが、可能性は低い。
むしろ、新たな問題を生み出すことのほうが圧倒的に多いと思っている。
非難は当事者同士が行えばいい。
第三者が口を出す必要はないし、
当事者も第三者に向かって非難しても、あまり意味はない。
やるなら、当事者同士で直接向き合えばそれでいい。
ちなみに、非難と建設的な意見は全くの別物。
しかし、それは隣どうしにある。
本人は「建設的な意見」と思っていても、
傍から見れば単なる非難にしか聞こえないことも多い。
私自身、ほんと気を付けないと。。。
この考え方は、あくまで私個人のスタイル。
「非難は絶対にダメ」と言いたいわけではない。
単に、私はそういう場に身を置きたくないだけ。
自分の会社であれば、全力で良い環境になるように手を尽くすが、
そうでなければ、相手に押し付けることはしないし、
自分がその場を去ればそれでいいと思っている。
それでも私は、非難からはほとんど何も生まれないと考えている。
こんなことをなぜ書くか。
ある出来事をイメージしながら、自分に言い聞かせている。
(ちなみに、きのう・きょうの話しではありません)
2025.02.19
・行動を整えていく
きょうは同友会の例会。
飲食店を11店舗経営する
あした葉の望月さんの報告だった。
その中で「基本行動を整えていく」ことの重要性が、
とても印象に残った。
30項目の基本行動を明記して、
それができたかできないかを〇×で
自己評価及び他人評価をする。
かなりシステマチックにやっている。
そのまま当社に持ち込めるものではないが、
その狙いや考え方はとても参考になる。
私たちアーティスティックスの経営理念は
「共に成長」
みんなの成長はとても重要事項。
成長について改めて考える機会をもらった。
やっていこう。
2025.02.14
ウェルビーイング
最近、じわじわと気になってきているテーマ。
かなり本格的な話しが、ぬましんCOMPASSで聞けるもよう。
私も参加しますが、よかったら一緒に参加しませんか?
以下、転載文です。
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「データからみるウェルビーング」というタイトルで 2月21日13時から デジタル庁の鈴木ミユキさんにお越しいただきお話いただきます
この取り組みは伊豆未来デザインラボという毎月1度情報交換をしている会があり(幹事・静岡大学 スルガ銀行 静岡鉄道)
その勉強会という位置付け。
今回はご希望の方がいれば午後の勉強会にぜひお越しいただけばと思い記事を書いています
そもそもウェルビーイングって最近聞くけど何?とか 実際にデータから読み取れるもの?なの とか 会社での雰囲気が良いと売り上げが上がるというのは本当???など
実際にデータから見ること データを活用することを学ぶ時間です
企業経営の視点 人生的な視点 からも学べます
2月21日 13時〜 場所はぬましんCOMPASS 沼津3Fです
行きたいですよ!という方いらっしゃればコメントでもメッセージでもくださいませ
2025.02.08
経営リスクと対応
中小企業家同友会の全研(中小企業問題全国研究集会)in 愛媛に参加してきた。
「AIを活用して新会社・新事業」
というテーマのつもりで参加したが、
「会社を倒産させた振り返りと、再起する生々しい報告」
であった。
倒産原因は、
「リスク管理の甘さと変化への対応できなかった経営者としての甘さ」
と言い切る報告者。
淡々とした報告からも、隠しきれない苦労と努力がかんじられた。
日本での倒産が、経営者にどのような重荷や後々までの足かせになるのか、
頭では理解しているつもりだったが、再認識した。
倒産を未然に防ぐためにやるべきこととして
1.リスク管理の徹底(資金繰り管理、内部統制の強化・透明化、定期的な監査)
2.早めの対策と相談(危機が見えたらすぐ対応、相談できる環境を作る)
3.変化に対応する(市場変化を見極める、技術革新を活用)
4.社員との信頼関係を築く(社員に正しく情報を伝える、自主性を育む)
5.経営者自身の学び続ける姿勢(経営知識をつける、新分野への挑戦)
これらは、倒産を防ぐとともに、会社を伸ばすためのことでもあるね。
私たちアーティスティックスでも、今のうちから手を打っておくことも認識した。
さっそくいくつかは、顧問にも投げかけさせてもらった。
2025.01.23
イノベーションのポイント
静岡経済同友会東部協議会の公開例会に参加した。
テーマは地域活性、そして共創。
その中で印象に残った話のひとつ。
イノベーションとは、既存知と別の既存知の組み合わせ。
また、リフレーミングの重要性についても話があった。
枠をずらし、見方を変える。
これにより、進化、アップデートを実現することが大切だという。
なるほどその通りだと思った。
この世の中で、誰もやったことのないことを編み出すのは大変だ。
凡人にはなかなかできることではない。
しかし、今あるもの同士を組み合わせることなら、難易度は下がる。
特に、距離感のあるものどうしを組み合わせることで、
イノベーションは生まれやすいかもしれない。
そのためには、自分の専門や得意な分野だけでなく、
全く異なる分野に目を向けたり、良いものにたくさん触れることが重要だと思う。
イノベーションは、自分の身の回りだけでは起こりづらい。
外部の人や分野・情報と交わることで、イノベーションが生まれやすくなる。
だからこそ、積極的にいろいろな人と触れ合う。
私の苦手な領域ではあるが、避けて通ることはできないように思う。
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