ブログ・コラム
2024.11.27
営業が苦手?
ある人のSNSで目にした投稿。
その人の知り合いが「営業が苦手」と言って営業をしないそうだ。
その結果、経営が厳しくなっているという話(多少ぼやかして書いています)。
「営業が苦手」
この言葉はよく聞く。
誰しも得手不得手があるので仕方ない部分もあるが、
この中には、実は「営業が嫌い」または「営業なんてしたくない」が含まれていることが多いように思う。
かくいう私も、営業は苦手だったし、正直したくなかった。
でも必要だからしてきたし、やっているうちに、営業もある程度できるようになった。
今では営業担当者がいてくれるが、
以前は私を含め、全員が技術者で営業経験のない人ばかりだった。
私がやるしかなかったからやった。
リーマンショック時は、仕事の4分の3がなくなり、
みんなでテレアポをした。
いろいろ傷だらけになりながらも、少しずつ仕事を依頼してもらえるようになった。
(お情けも多分に含まれていたと思う)
だからこそ、あまり強く売り込まなくても、
問い合わせが先方からしてもらえたり、
相談される関係になる仕組みづくりに力を入れてきた。
また、そのように認知されるような会社づくりもしてきた。
やりたいことだけをやって事業を伸ばしている人もいるだろうが、
私の場合、そうではなかったな、と昔を思い出した。
今でも現在進行形で、その仕組みづくりに努力している最中だ。