ブログ・コラム
2024.10.04
公開社員研修
先日、他社の公開社員研修に参加した。
この会社は毎月一回社員研修を行っているが、
時々、それを大きく開催し、社外の人々にも公開している。
今回、私も声をかけてもらい参加することになった。
研修の内容は「関係を構築するためのポジティブな言葉遣い」について。
その中で最も印象に残ったのは、
「どこをどう認め褒めるか」というピラミッドの図。
ベースには、その人の存在があり、
その上に、その人の行動、
そして、その人の成し得た結果が続く。
もちろん、結果を認め褒めることも良いことだが、
行動や、その存在そのものを認めることが、
とても嬉しく、そして大切なことだと学んだ。
ここが、とても響いた。
おそらく、そのほうが安定する。
結果を褒めすぎると、もっと結果を出すために頑張る。
それは良いのだが、出ない時もある。
頑張りすぎて潰れたり、結果を出すためにルールを逸脱する。
また、結果が出ていないのに、出ているように装うかもしれない。
それらは、とても不安定な状態。
関係性も、気持ちも。
それよりも、している行動や、その人がその人であることそのものを認める。
そのほうがお互いに安定するし、中長期的には、きっと行動や結果に結びつくのだと思う。
もちろん、短期で結果を出すことも素晴らしいことだし、
出ない人は去り、出せる人で会社作りをするのも一つのやり方だ。
しかし、私と私の会社は、中長期的な安定した成長と存在でありたいと思う。