ブログ・コラム

2024.08.21

人的資本経営

今週はきのう、きょうと会社をあけて、

船井総研が毎年開催している

経営戦略セミナーに参加してきた。

人的資本経営。

今年の全体を串刺しにしているメインテーマ(ですよね?)

なんとなくわかるような、

でもちょっと耳慣れないような言葉。

 

人、つまり社員さん。

雇えば人件費が多額に発生する。

多くの会社にとっては、大きな負担となる経費。

しかしその人を資本と捉える。

これが人的資本経営、私はそのように理解した。

 

ジョブ型採用という言葉を言われるようになって久しい。

まず仕事があり、その仕事の内容、求められる人物像と役割責任が定義され、

それに合わせて人を採用し仕事を回す。

時には採用をせず、副業人材を活用したりアウトソーシングしたり。

 

その考えは、すごく理解はできるが、

中小企業の現場においてはとても回しづらい。

 

そんなぴったりの人が、雇えます?

私たち中小企業の給与水準で。

必要なタイミングに。

雇えて仕事が回ったとして、社内に何が残ります?

やってみてその仕事がダメだったらすぐに解雇する?できます?したい?

現実的ではないと私は感じていた。

 

人的資本経営、つまり人は資本だととらえる。

資本なのだから、まずスタートとして人がある。

そこからビジネスや仕組みを組み立てていくということになるのではないか。

資本なのだから、人が元であり原動力。

人(数、力、レベルなど)が厚くなれば経営力も増し会社も発展する。

 

このような考え方は私にはとってもしっくりくる。

中小企業または中小から中堅へ成長する場合は特に、

人的資本経営がいいように思うし私のスタイルに合う。

もちろん人それぞれ経営者のスタイルがあるから

これが正解という気はまったくない。

しかし、私の目指す方向のひとつを示してもらったような気がする。

 

少し時間をかけて、考えを深めてみようと思う。

カレンダー

«8月»
    1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ブログ内検索

アーカイブ