ブログ・コラム
2024.06.21
意見と言葉選び
私は言葉選び、言い方というのはとっても重要と思っている。
とともに、(私にとっては)とても難しいことだとも思ってる。
その意見を相手に伝える時、どのような言葉で伝えるか、
どのような表情、語気で伝えるか。
それは意見の内容と同じくらい重要事項。
相手がその言葉を受け取り、納得し、動き出す。
それにより、結果が変わり、成果を得られる。関係性が深まる。
または、相手がその言葉を受け取らず、抵抗・拒否し、動かない。
それにより、結果は変わらず、成果を得られず。関係性は悪くなる。
しかし、相手次第のところもあり、自分のクセもあり、
だれにでも、いつでも実行するのは、私にとっては難題だ。
結果は自分と相手次第、どちらを目指すかは自分次第。
目指す方向は、自分一人でコントロール可能。
先日、私が所属している中小企業家同友会の役員研修で
報告者である経営者が教えてくれた。
先代から勤める古参社員さんに、社長になったばかりのころのことを、このように言われたという。
『お前の言うことは分かった。おそらく正しかったのだろう。
でも、その言い方が気に入らなかったから反対をしたんだ。
その時は悪かったな』
なんだ!たった、そんなことだったのかぁ!
言い方ひとつよくなかっただけで、
あれだけ苦労したのか!と。
私もその意見にとっても共感した。
とともに、これだけの経営者であっても
そういうところで苦労しているのだなとも再認識した。
魅力的だな~と思う人は、
この言葉選び、そしてその表情などが魅力的なのだと思う。
私もそうなりたいなと思いつつ、自分らしさってなに?という思いとの狭間で、まだまだ。
きのうも、ちょっとやってしまった感がある。
言った内容は今でも間違っていないと思うのだが、
その言い方、言葉選びは、別パターンがよかったなと反省。
この年になっても、経営者30年やってても、
自分のクセって抜けないものだな~と感じた
きのうのちょっとした出来事だった。