ブログ・コラム

2024.03.21

沼津高専卒業式

昨日は、母校であるまず高専の卒業式に

同窓会長として参加してきました。

 

数日前までは悪天候の予報でしたが、

当日になると快晴。

着物を着ている人も多いので、ヨカッタヨカッタ。

 

祝辞の機会を頂いたので、

せっかくなのでどんな話をしたかここに貼っておきます。

・・・・・・・・・・・

みなさん、ご卒業、修了おめでとうございます。

また、保護者の皆さん、先生方もおめでとうございます。

そして、お疲れさまでした。

ついに、卒業の時ですね。

5年間、7年間という時、いかがでしたか?

入学の時のこと、覚えていますか?

「これから5年間ここで過ごすんだ」とそのとき思った感覚と、

いま、「5年間たったんだ~」といま思う感覚、いかがですか?

多くの人は「過ぎてしまえば、早かったな~」と感じるのではないでしょうか。

歳を重ねるほど、時がたつのを早く感じる、これを「ジャネーの法則」というそうです。

ということは、これから1年が、いままで以上に短く早く感じるようになります。

この世の中、不公平と思うことは多い。

社会に出ると、それをひしひしと感じます。

そんな中、すべての人が同じだけ持っているのが「時」。

1日24時間という「時」は、唯一、すべての人に、例外なく等しく与えられている。

その「時」をどれだけ有効に活かすか、それがこれからの人生を創ります。

時の活かし方について、私なりに思うことを、3つお伝えします。

まず1つ目は、1年に1つでいい、集中して取り組むということ。

皆さんはまだ若い。

いま身に着けた力は、これから数10年と活かすことができます。

1年で1つ、10年で10個のスキルや力を身に着けていけば、どんどんと新たな世界が広がります。

2つ目は、急ぎではなくても重要なことに時間を取るということ。

社会に出ていくととても忙しい。

仕事だけじゃなく、いろんな役割が増えます。

やることに期限が切られ、それをこなすことが最優先になりがち。

その中で、期限は切られてないけど、ぜひ自分のためにやったほうがいい重要事項に、一定の時間を確保してください。

そして3つ目は、早くやってみる。

何かに取り組むとき、完璧を期すために、しっかり準備したり、時を待ったりすることがあります。

それが必要な時もあるでしょう。

ちょっとでもいい、とっかかりでもいい、体験だけでもいいので、できるだけ早く着手してみるということ。

どんなにネットで情報を調べたとしても、それは誰か他人の体験。

自分が体験するに勝るものはありません。

以上の3つは密接に関係しています。

みんなに平等に与えられている「時」。

それを自分で上手にコントロールできるようになると、日々が充実して楽しい時がすごせる、かもしれない。

1.1年で1つ

2.急ぎではなくても重要なことに時間を取る

3.早くやってみる

以上のことをポイントに、時間軸で物事を考える、行動してみてください。

そして、何か困ったら、学校の先生や同窓会・同窓生・先輩に、いつでもご相談ください。きっと力になってくれるでしょう。

同窓会はいつでも、学生、学校、同窓生を応援しています。

同窓会とのゆる~い接点を持つために、同窓会名簿クラウドへの登録の案内があるとおもいます。メールアドレスだけでも、ぜひご登録ください。

結びにあたりまして、

みなさんが、これから幸せで充実した人生を送ることを、同窓生一同、切に願っています。

本日は、誠におめでとうございます。

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