ブログ・コラム
2024.01.31
ファンをベース(土台)にするという考え方
先日、ファンベース・マーケティングの
佐藤尚之さんの話しを聞くことができた。
2割のファンが8割の売り上げを作っている。
「まぁ、パレートの法則だよね」
みたいな先入観で聞いていたけど、
そんな単純な話しではなかった。
聞けば聞くほど、
う~ん、なるほど!
そうだよな~
と、納得する話しだったし、
自分たちにあっているなと思った。
情報が少なかった、届いてなかった時代。
どうやって、情報を届けるか。
届けば知ってもらうことで
買ってもらえるチャンスが生まれた。
そのために広告は有効な手段だった。
しかし、インターネットが普及し、
メディアも多様化。
情報はあるし、届いている。
多すぎる情報は、その99.996%は残らない。
どうやって覚えてもらい、関心を寄せてもらうか。
その中で、友人や家族などの身近な人の意見を聞くようになってきたという。
有名人や専門家よりも、
家族や友人からの情報が信頼できる。
その中で、すでに買っている、来ている、
行動しているファンの言葉は効く。
そういう人の周りには
同じような価値観、ファンになりやすい人たちがいる。
だから、ファンをベースに、その周りに情報を届けていく。
ファンをベース(土台)にして広げていく、
広げてもらうマーケティングということ。
ファンから良いところを聞く。
ファン以外の意見で改善するのはいいが
良いところをそぐような変化はしない。
ファン度を高めていく。
必要以上にお客様として祭り上げない。
機能価値と情緒価値。
購入しているだけの人とファンとの違い。
時代・売上・信頼。
まずは今のファンを大切にする。
などなど、いろんな示唆を教えてもらった。
ファンベースマーケティング、
ちゃんと学んでみよう。
ということで、2冊ポチっとしてみた。