ブログ・コラム
2023.12.29
選択肢があると苦しくなる時がある
私は自由が好きだ。
「こうあるべき」という考えは自分は好まないし、
強制されるのは大嫌い。
いつでもどれでも選べる状態にしておくのが快適。
余談だが、だから経営者をやっているのだと思うし、
自分の会社も、そうありたいと思っている。
なので、選択肢は多いに越したことはない。
がっ! 選択肢が増えると、苦しくなる時がある。
全国のおっさん体重ウォッチャー
(私のFacebookつながっている人)は
ご存じかもしれないが、
私はダイエットに加えて筋トレをやっている。
大嫌いな運動、それも筋トレをやるのは
いまでも嫌で嫌で仕方がない。
5月から11月までは
火~金曜の4日間は毎日筋トレをしていた。
それを12月に入ってからやり方を変えた。
時間を有効活用するために
上半身、下半身を交互に4日間やるというのを
1日で全身をやって1日休み、花の手入れをする。
つまり火曜日やったら水曜は筋トレせずに
もともとやっていた花の手入れに時間を当てる。
これにより、放置されていた花だんが少しずつ進んできた。
時間が効率的に使えるようになってよかった。
と、思っていた。
しかし、これが苦しい!
筋トレ行くのが苦しくて仕方がない。
月曜の早朝は営業会議があるからもともと筋トレはしない。
火曜からなので行く。
水曜は休む。
問題は木曜日。
筋トレ行く日なのだが、
「いや、今日はいかずに、金曜の朝でいいんじゃね?」
そういう考えが出てくる。
迷いが出るのだ。
「そもそも週2回なら、土曜日のほうが時間があるし」
とか、いろんなやらない理由が浮かんでくる。
1週間で2回行けば、
今までのように火~金の4回、
半身ずつやっていた時と同じトレーニング量になる。
だから、効率的だし楽だと思った。
しかし、苦しくて苦しくて仕方がない。
これからわかったことは、
やりたいことは選択肢が多いことはよい。
が、やるべきだが本心はやりたくないことは、
できる限り選択肢は減らすことがいいということ。
これが改めてはっきり分かった。
そもそも、私の筋トレは
できるだけ選択肢を作らなかったからこそ、
ここまで続いてきた。
・朝起きる
・出勤の準備をして家を出る
・車に乗り、会社に向かう
・通勤路の途中にあるジムの前に差し掛かる
・右折ウィンカーを出してジムに入る
・レンタルウエアに着替える
・アプリに登録されているメニューをただただやる
・やった結果を記録する
・Facebook投稿して見える化する
こんな感じ。
この流れに、選択肢はほとんどない。
できるだけ何も考えない、何も感じない、ただただやる。
こんなふうに、なんとか続けてきた。
それが、ジムが近づくにつれて、
きょうがジムに行く日だと気が付くと
気分が重くなる。
きょうはいかない日だと気が付くと
うれしくて仕方がない。
これでは、やらないことが自分へのご褒美で、
筋トレすることが罰みたいになってしまう。
5月から6ヶ月間、週4~週6日くらい続けてこれたので
「私はできる」とちょっとうぬぼれていたかもしれない。
やり方を変えたら、途端に苦しくなってきた。
今のところなんとか続いてはいるが、挫折しそうでもある。
もし挫折したら、今までのように、半身ずつ*週4回に戻せばいいか。