ブログ・コラム
2023.08.26
相手の悪いところを受け入れるー深澤電工60周年
きょうは、深澤電工(株)さんの
60周年記念式典にご招待いただき、
参列してきました。
記念式典では、
60周年のお祝いと共に、
株式会社フカサワへの社名変更と
新社長の就任が報告されました。
60年と言えば、私が生まれる2年前。
私たちアーティスティックスも30期に入っていますが、
その倍ですからね~、すごいです。
先代が創業した会社を、
現社長が大きく、すばらしい会社に育て上げ、
新社長にバトンを渡す。
うらやましくもあります。
これからも、楽しみです。
新社長のあいさつの中で、
私がとても印象に残る話がありました。
それは、「相手の悪いところを受け入れる」という話し。
ラグビー日本代表が「ワンチーム」として結束し、
活躍した当時のヘッドコーチだった、
エディー・ジョーンズ氏が
相手の悪いところを受け入れることの
重要性を説いたと言われている。
その話を引用し、
いろんな人がいて、悪いところもあるだろうが、
その部分も含めて受け入れることで、
(株)フカサワもワンチームにしていきたいと
思いを語っていました。
その話しは、私はとっても感銘を受けた。
そして、私と同じ思いを持ったリーダーなんだなと感じた。
私たちは中小企業。
多少のデコボコはあるにせよ、
人材のレベルなんて、それほど変わるものではない。
どこかいいところがあれば、どこか足りないところもある。
先日のトラスコ中山の社長も、
「レーダーチャート正六角形の人材なんているわけがない
いびつな能力を持った人間の組み合わせが経営だ」
とおっしゃっていました。
強みを最大限発揮するように活かし、
弱いところは弱いところとして受け入れ、
他のものがカバーする。
または、弱みとして表面化しないような仕組みにする。
一人でできることなんてたかが知れている。
自分の力でやったと思っていることであっても、
会社のカンバン、信用に助けられたり、
他のものがいるからこそ、成し遂げられたりすることばかり。
いまでは、みんなに協力して、日々の仕事が進んでいる。
私もひとりで創業し、30年近く会社を経営してきた。
本当に多くの人が当社に入社し、
そして去っていった。
それでも、いま15人の社員さんがいてくれる。
いまここにいる社員さん全員、
一人も欠けることもなく、
ワンチームの会社を作っていきたい。
(株)フカサワさんに負けないような会社に。