ブログ・コラム

2023.06.28

非難、フィードバック、共に成長していくために

今朝、朝礼で話しをしたこと。

いま、当社内で起こっていること。

気になっていることについて話しをしました。

自分のためにも整理してみます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ちょっと大事で長くて抽象的な話しですが、がんばって聞き取って自分なりに消化してください。

なんとなく感じ取ってる通り、厄介な話しです。

 

みなさんは、人から非難されることは好きですか?

お互い非難しあうチームで働きたいですか?

私は嫌だな~と思っています。

 

いまうちの会社の課題として、

自分以外の人の行動を非難するという傾向が

今まで以上に高まっています。

 

皆さんがどう感じるかはわかりませんが、

僕は、当社にとって、ひじょ~に危機的な状況だと感じています。

  

いまは目に見えて何か大きなできことになってないかもしれないが。

しかし、時間軸で考えた場合、

アーティスティックスが根底からひっくり返る可能性があることだと思います。

 

アーティスティックスのよさって、皆さんそれぞれ感じているでしょう。

感じているから、いま退職・転職せずにい続けてくれているのでしょう。

大企業でもない。プロダクトも世界最先端の仕事でもない、給料が高いわけでもない。

その中で、アーティスティックスで働いているのは、

人間関係の良さや仕事のしやすさではと、

僕なりに思っています。

  

そういうことを考えた時に、

この「非難」は、危機的状況の始まり。

 

では、だまってろ、なにもいうなということなのかというと、

そういうことでは、ぜんぜんない。

 

そういう中で、大事なところは3つ

 

まず1つめは、何が悪いかではなくて、どうしたらよくなるかということを考える。

なに(誰)が悪いか、一見原因追及のように見えるが、

実は、非難することで終わってしまうことがある。

その先に何が待っているかというと、

関係の悪化、仕事が面白くない、退職・転職。

あまりいいイメージはわかない。

非難が悪いという話しではない。

非難することで、「なにくそー!」っと奮起するような人であれば、

ぜんぜん非難してくれていい。

でも、僕が見た限り、当社にはそれで奮起するタイプはいない。

なので、なにが悪いかではなくて、どうしたらよくなるかを考えていきましょう。

 

2つ目、どちらが悪いかではない。それぞれ改善すべき課題がある。

それを見つけていこう、そして、行動を変えていきましょう。

僕らは、人を裁きたいわけじゃないし、裁判をやってるわけじゃない。

罰則を与えたいわけじゃない。

うまくいかない物事って、0:10でどちらか一方が悪いなんてことはほとんどない。

両方に改善すべき課題がある。

うまくいかないことがあれば、

自分は、どの部分が配慮が足りなかったな、

行動が不十分だったなと振り返って、

それぞれ行動を自分で変えていく。

それぞれ、自分で、が、理想。

 

しかし、3つ目として、相手が気が付かないことありますよね。

また、気が付いているけど目をそらしている、

他の重要事項で手一杯で後回しにしているなど、あります。

そういう時は、改善と成長のための、事実に基づいたフィードバックが大事。

これは、不満とフィードバックは、ぜんぜんまったく違います。

不満は自分のため、フィードバックは相手のため。

別の言い方をすると、相手の成長のためにフィードバックするのであれば、

今使っている、その言葉、その表情、その状況は適切ですか?

 

3番目は、わたしも苦手ですので、いまでも自己研鑽中で、

最初はうまくいってても、途中で気持ちが高ぶってきて、

しまうことは、部門長中心にみんな知ってることだと思います。

だから、みんなに偉そうなことは言えないけど、

でも、みんなにはやってほしいし、言うからには自分もやっていきます。

 

長い話しになってしまいましたが、

3つのポイントについて話しました。

1)何が悪いかではなくて、どうしたらよくなるかということを考える。

2)どちらが悪いかではない。それぞれ改善すべき課題がある

3)改善と成長のための、事実に基づいたフィードバックが大事。

 

うまくいってないことがあれば、それは行動を変えていくシグナル。

僕らが良く言われたのは、トラブルは

神様がポンと肩をたたかれているようなもの。

変わらないと、強くドンと叩かれる。

それでも変わらないと、頭をごつんと殴られる。

 

僕らの理念は、共に成長という理念でやっています。

これを、みんなネタ的に使ってくれるのだけど、とてもうれしい。

みんなに腑に落ちている、身についている感じがする。

  

この「共に成長」は、本当に自分の根本の思いから出ている言葉。

自分も不十分、成長しきれてないからこそ、

自分も成長していくし、みんなにも成長してほしい

  

自分も相手も、みんなも会社も成長するよう、

ひとりひとりの行動を変えていってほしいなと思っています。

  

この辺は非常に大事なところ、

みんなそれぞれ感じるところがあると思う。

100%その通りと思うことはないかもしれない。

えーーって思うところもあるかもしれないけど、

「そうだよね」って思うところもあると思う。

それを自分の中で消化してみて、

自分の行動を、どうして行ったらいいのか、

考えてみていただきたいなと思っています。

  

僕も、自分がやるべきことは何だろうかと考えているし、

必要なことは変えていきたい。

 

ここ数日、いろいろ思ったことがあったので、

大事なことだったので、いったんここで

確認の意味で、みんなに話しをさせてもらいました。

 

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