ブログ・コラム

2023.05.30

見えない人の苦労を想像する

きょうの朝礼で

「自分ではない誰かが掃除してくれている。

 そのことを想像して、少しずつでいいから、

 自分ができる配慮を実行しほしい」

という話しをした。

 

今週はじめから雨模様。

梅雨に入り、しばらく雨が続く。

通用口から出入りすると

建物内の廊下が、雨や砂利で汚れる。

 

それを、誰かが掃除をしてくれている。

 

また、入口にタイルカーペットが数枚敷かれている、

靴裏ふき用だが、ただ置いてあるので、

よくずれている。

それも、きっちり直してくれている人がいる。

 

だから、みんなが少しずつ気を付けたい。

外から入ってくるときには、

足ふきマットで念入りに拭いて建物に入る。

マットも乱れないように使い、

乱れていたら、ちょっと直してほしい。

 

もくもくとやってくれている「誰か」が

大変にならないように。

 

たしかに、その誰かは、

掃除やマットをきちっと並べることは、

業務の一環かもしれない。

だから、その人がやるべきことである。

そのように考える人がいたとしても、

その考え自体は否定しない。

 

ただ、その先は、

「仕事なんだから、給料もらっているのだから、やれよ」

というような殺伐とした関係に向かっていく。

それは、私の目指すところではない。

 

その誰かは、きっちりと掃除もしてくれているし、

マットも直してくれている。

だからこそ、その人に手間をかけないように、

一人ひとりが少しずつ配慮をしてほしい。

 

私は、そういう会社が好きだし、

そうありたいし、目指している。

考え方は自由だが、アーティスティックスにいる以上は、

ここはそろえてほしい価値観に基づく行動。

 

小さなところだけど、

私としては、けっこう大切で重要なメッセージ。

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