ブログ・コラム
2023.05.10
ライフタイムバリューという考え
ライフタイムバリュー(LTV)は、
顧客が自分たちのビジネスと関わる間に
どれだけの利益のもたらしてくれるかを表すもの。
つまり、顧客がサービスを利用し続ける限り、
その利益がどれくらいになるかを示す数字。
これを知ることで、新しい顧客獲得や維持に
どれだけの努力や投資が可能か判断できる。
私は、長く安定した会社を作りたいと思う。
それは、せっかく縁あって働いてくれている
社員さんたちと、長く一緒に働きたいから。
それは、当社の経営理念「共に成長」にもつながる。
そのためには、お客様とも、長くつながっていくことが大切と考えてる。
目の前の取引額は少額であっても、
長く利用し続けてくれれば、
それが積み重なれば大きな額になるし、
会社も安定し、雇用も守れる。
「時間軸で物事を考える」という価値観は、
経営者にとって、いや人にとって
ものすごく大切な考え方だと思ってる。
目の前の損得ではなく、
長いスパンで本当に得なことを選択すれば、
それは、相手にとっても、そして自分にとっても、
双方利益があることになる。
そのために、ライフタイムバリューという考え方は
重要だと思う。
ただし、AIが一般的になる世の中、
コツコツ積み上げたものが、
根底からひっくり返ることも十分にあるので、
そこは、常に先を見据える努力が必要とも思う。