ブログ・コラム
2023.02.24
OODAループ
最近、複数回、OODA(ウーダ)ループについて
耳にすることが続いた。
OODAループは、ご存じの人も多いかと思うけど、
自分の学びもかねてまとめてみる。
あらためて確認してみると、
Observe(観察)
Orient(状況判断、方向づけ)
Decide(意思決定)
Act(行動)
この4ステップ。
よく観察し、
状況を判断し、
どうするか決定をし、
やってみる。
空軍の作戦行動からOODAループは生まれた。
その特徴は、おそらくスピード感。
意思決定と行動が早い。
まずはやってみる。
そして、できるだけ多くの回数を回す。
当然、期待する効果が出ないこともある。
それは問題ではない。
「この方法では、今の時点では、効果がなかった」
という1つの経験が得られたということ。
これは、失敗ではない。
PDCAとの大きな違いは、
大きなゴールを設定していないこと(たぶん)
これは、OODAのディメリットになる可能性がある(場当たり的対応が増えるなど)
PDCAなのかOODAなのかという議論を見かけるが、
適切な方法を使えばいいのだと思う。
中期スパン(半年~数年)では、PDCAを使い、
現場サイドでは、OODAを超高速で回すなど。
これが中小企業の場合は適しているように思う。
私は以前から、dPDCA(まずはやってみて経験する)
を教わり、意識してきた。
OODAは、dPDCAにも通づると思う。