ブログ・コラム
2022.10.07
リモートワークは生産性が上がるってホント?
きのうは、みしま未来研究所で
都内からワーケーションで来ているみなさんと、
地元の人たちの前で、
当社の取り組みを、少し紹介をしました。
何度やっても慣れないプレゼン。
でも、よい機会をいただきました。
感謝です。
そのあとの意見交換で、
「リモートワークすると生産性が上がるね」
という意見が出ました。
お話しを聞いていて、なるほどなと思いました。
つまり、
会社にいると、みんな、
いろんな相談事やミーティングを入れてくる。
しかし、リモートワークすると、
それらの割り込みがない(少ない)
だから生産性が上がるという。
なるほど確かにそうかも。
私は、リモートワークすると生産性が上がるという意見を、
わりとネガティブにとらえています。
特に、おそらく、リモートワークをしたことが
なさそうな国や役所の人がいうと、
「本当かよ!」と突っ込みたくなる。
通勤が無くなるから効率が上がるっていう理由も疑わしい。
通勤が無くなったら、作業効率が上がるというデータがあるのか?
それとも、その時間働けというのか?
それは長時間労働になる。
上がる要素はあるのは否定しないが、下がる要素もたくさんある。
ライフワークバランスが向上するというのならわかるが…
しかし、めちゃめちゃ忙しい人なんかは
効率UPなのかもしれない。
それに、そういうキーマンみたいな人がリモートワークすると、
それ以外の人も、ある程度までは
自分で考え、判断し、行動することになる(ならざるを得ない)
それは、人材育成にもなる。
私も、いろんな理由をつけて
会社にいないようにしていた時期もあった。
それは、各チームのリーダーたちが
自主的に動く文化を作りたかったから。
リモートワークは、
めちゃめちゃ忙しい人にとっては生産性向上になり、
自主的に動ける人にとっては、成長のチャンスになる。
そして、そのどちらでもない人にとっては、
(場合によっては)効率低下と仕事の質の低下、
さらに、成長の機会喪失にもつながるリスクがあるものなのだろう。
私は、そう思っている。