ブログ・コラム
2022.09.19
客家の法則
昔、客家(はっか)の法則というものを
どこかで読んで学んだ。
その考えに、「なるほどな~」と
深い感銘をうけた。
客家の法則とは、
私の理解で書くと(ウソがあったらゴメン)こんな感じ。
中国に、客家という民族がいる。
この人たちは、
円形に連なって何階建てにもなっている
家に住んでいるそうだ。
そして、こんな決まり?教え?がある。
もし、隣の人に親切にしてもらったら、
その人に、恩返しをしないで、
その反対隣の人に、親切にしてあげることという。
隣の人は、また隣、
そのまた隣と、
巡り巡って、自分のところに返ってくる。
なぜなら、円形の集合住宅に住んでいるのだから。
自分に返ってくるばかりではなく、
みんなに、親切が駆け巡るわけだ。
この考えというか教え、ルール?を聞いた時、
なるほどな~と感心した。
この話しが本当なのか、脚色が入っているのか、
私にはまったくわからない。
しかし、私にとってはこれが真実なのかどうかよりも、
この考えを自分の周りや会社に活かせないかということのほうが重要。
会社って、客家の法則みたいなもの。
自分が若い時に、
先輩や上司に面倒を見てもらう。
その恩を、その人に返すのではなく、
自分がリーダーに立って
若い人の面倒を見ることで、
次の世代につないでいく。
それが、チーム全体のパフォーマンスになり、
リーダーの自分に返ってくるのだろう。
会社でも、恩返しではなく恩送りの感覚で、
やっていくのがいいのではないかと思ってる。