ブログ・コラム
2022.08.10
自主・民主・連帯の精神
きのうの書き込みで、
『同友会の、自主・民主・連帯の精神が
会社にも生きてきています。
よい社風が育ってきたように感じています。』
と、書きました。
私は、会社作りは、
いろいろと同友会を取り入れています。
同友会では、自主・民主・連帯について、
以下のように言っています。
自主
「自主」とは、二つの意味があります。
一つは、同友会は他のいかなるところからも政治的、経済的な干渉や支配を受けないということです。
もう一つは、行事への参加や企画、提案については会員の積極的な意志を尊重するということです。
つまり、会の主体性を守るということと、会員の自発的参加を基本にするということです。
民主
「民主」にも、二つの意味があります。
一つは、会の運営を会員の要求や意見に基づいて行い、一部の人による独善的な運営とならないようにするということです。
もう一つは、民主的なものの見方や考え方を会外にも積極的に広めていく、
とりわけ企業内で実践していこうということです。
このことによって組織の自浄力は強化され、健全な発展が保障されます。
連帯
「連帯」は、内では会員同士が同じ目的の実現めざし力をあわせていこうということと、
あらゆる階層の人たちと手をとりあっていくという外に向けての協力、団結を進める意味とがあります。
特に、会内では会員相互の研さんを通じての深い信頼関係をベースに、
高い次元での“あてにしあてにされる関係”が連帯の中身として理解されてきています。
(出典:中小企業家同友会全国協議会(中同協)HPより)
この姿勢は、中小企業経営においても、
とても参考になる、指針のようなものです。
自主は、私たちアーティスティックスの社風の目指すところです。
これは、2010年以降、
時間がかかりましたが、
だんだん育ってきたと思います。
これを中心的に推進してくれているのが、
部門長と呼ばれる、4人の中核メンバーです。
部門長は、自分の言葉で、また自分の行動で、
これを実践してくれています。
民主は、定期的な部門長会議により
会社の取り組みを決定しています。
リーダーとしての私の方針は重要ですが、
それをどのように実現するか、
そのために何をやるかなどは、
各部門長を中心に、立案・ディスカッションを通して実行されます。
その進捗も、月1回(第1月曜日)に共有しています。
連帯はまだまだ課題感があります。
Web、みらいラボ、営業、そして総務。
大きくは3チームがあります。
世の中に、Web制作会社は多い。
システム開発やIoT構築できる会社は多い。
しかし、これらを両方持っていて、
そして、しっかり営業チームもある会社は、
意外と少ない。
ここの連携を深められたら、
当社特有の力を発揮できるようになるのではないか。
また、自社にない技術は、
パートナー企業と連携して、
当社のサービスとしてトータルに提供していく。
自主・民主・連帯は、
このように会社づくりに
徐々に生きています。