ブログ・コラム
2022.06.24
浸透させる?共感と共有?
先日、船井総研の年1回のビッグイベント
経営戦略セミナーがありましたので、
Zoomで受講していました。
その中の1つで、
脱炭素経営(GX)を推進する、
大川印刷さんの話しがありました。
脱炭素経営を浸透させるためには
どうするか?という話しの中で、
こんな話しが印象的でした。
「浸透させるって、どこか上から目線。
ものごとは、共感していないと進まない。
共感を育てて全社で共有します」
※たしか、こんな話しだったと思います。
経営者って、業績あげたり、
社員さんの給料を払ったり、
借入金を返済したりと、
いろんなことに追い込まれる。
そのために、物事を進めるのに、
少し強引に進めたくなってしまいます。
それ自身は当然のこと。
私も、心当たりありすぎるくらいあります。
単なる作業であれば、それでも結果は出ますが、
理念的なものや、自分たちの在り方は
強引に進めれば、反発も強くなる。
本当に進めたいのであれば、
共感を育てながら、みんなと共有していく、
無理をしないのが、
結果的には早いのかもしれません。
脱炭素経営は、企業の持続可能性を高める取り組みの一環。
企業にとって究極の持続可能性は、
すなわち収益性。
それが、社会、社員、その他のステークホルダーの利益につながることになる。
そのために、業務を効率化していくこと。
効率化は、脱炭素になることがほとんどという。
確かに、労働時間が短くなれば、電気を使わなくなる。
Webミーティングの活用で、
ガソリンの使用量は減り、CO2などの排出量は減る。
企業の持続可能性を高めることと、
収益性を高めることは一致するのですね。