ブログ・コラム
2021.11.30
対面会議再開の判断
きょうは、ある会の三役会。
ひさしぶりに対面。
今の時期、団体の対面活動の再開はなかなか難しい。
「もう始めてもいいのでは?」と思って、
メンバーの一人として気楽に意見を言いうのは簡単。
しかし、責任者として、トップとして、
それを決断するのは大変。
「本当にいま再開していいのか?」
「まだ早いのではないか?」
「なにか起きたら、どう責任をとるのか」
という意見も、一定数ある。
何か起きたら団体名が新聞に出る可能性が高い。
こんな時代、意思統一は本当に難しい。
たぶんムリ。
私は、決定前にいろんな意見を言うことはいいと思う。
むしろ、大事ですので、どんどんやったほうがいい。
しかし、大事なことが2つある。
まず1つは、言い方。
意見を言うのと、不満(文句)を言うのは
まったく違う。
「意見を言ってはいけないのか?」と
食ってかかる人がいるが、
声を荒げている時点で、それは意見ではなくて、
たんに不満をぶつけていることになる。
意見がダメなんじゃなくて、不満をぶつけるような行為がダメ。
内容(コンテンツ)と態度(コンテキスト)は分ける。
そしてもう1つは、
出た結論は蒸し返さず、協力する。
それが、たとえ自分の考えと違ったとしても。
会社でもそうですし、
任意の団体の場合も同じ。
自分たちが承認したトップ。
自分たちを代表して、その役をやってくれている。
その苦労を考えたら、協力しないという選択肢はない。
そんなことを思った。