ブログ・コラム
2021.10.06
19歳農大生が作ったベトナムの草ストローを使ってみた
先日、天華葬祭の成田さんに教えてもらった、
農大生が作った草ストロー。
おもしろそうなので、買って使ってみた。
これは、東京農業大学国際農業開発学科2年生、
19才の学生が作っている草ストロー。
ベトナム産カヤツリグサ科のレピロニアという「すげ」の一種
紙ストローが、濡れるとふにゃふにゃになってしまうのに対し、
これは、濡れても、いや、濡れると強くなるらしい。
実際に買って使ってみた。
乾燥している状態では、堅いけどもろい。
でも、使って湿気を吸うと、
しなやかさが増す。
強度も十分。
これなら、タピオカミルクティーじゃなきゃ大丈夫(太さがね)
レピロニアは、ベトナムではものすごい勢いで生えている。
定期的に刈らないと、草ボーボーになるけど、
なかなかそれが大変。
でもこれがストローになる。
ストローを買ってくれる人が増えれば、
ビジネスが育つ。
雇用が生まれ、環境が整い、
ベトナムの地方の農村に
若い人が定着することができるようになるかも。
私たちが、ストローをレピロニアに置き換えることで、
ベトナムの農村の持続可能性を高めることができる(かも)
一人当たりのプラごみの量が、日本は世界2位だそうです。
ストロー程度が置き換わったとしても
この数値は改善しないかもしれないけど、
多くの人が、それぞれの分野で、
このようなプラ削減の活動をすれば、
状況は好転します。
そして、今までにない、新たなビジネスが生まれる。
(濡れてからは、つぶしてもふにゃふにゃにはならず、ストローとしての機能を維持する)