ブログ・コラム
2021.06.23
イワサキのDX化への変遷〜その2:座席がなくなった頃の話
イワサキ経営もアーティスティックスも「人が多くなりすぎて社員の座席がなくなった」時期があります。ベテラン社員はどうでも良いのですが(とはいえ資料が山積みの人がほとんど)、特に、新入社員の座席がないことについては、本当に気の毒でした。今でもみんな辞めないでいてくれて元気に働いていますが、本当にごめんなさいという感じです。
会計事務所は、「申告書」の控え、その他諸々のデータを、当時は紙の形で保存していましたが、その紙も社内のスペースを圧迫し続け、座席がない一因になっていたかもしれません。
その頃に、社内で保存する紙の控えなどをPDFにする活動がスタートしました。PDFにするのは、障がい者雇用の社員です。彼女はスキャナと友だちになり、スキャナが元気な日も具合が悪い日も、ひたすらひたすらスキャンし続けました。
当初は社内サーバーにしか入っていなかった資料も、クラウドサーバーに移動。
その結果、重たい過去の申告書をお客様先に持っていく必要はなくなり、やっと「どこでも資料が見れる」環境になりました。
(株)イワサキ経営 福原美奈