ブログ・コラム
2021.04.08
本日のSDGs勉強会のまとめ
2021/4/8 有志によるSDGs勉強会をZoomで開催しました。
簡単なSDGsとはの説明の後に、2人のメンバーからの報告。
その後、短めのバズ(小グループディスカッション)とグループ報告を行いました。
進行を1人でやったため、バタバタな進行でしたが、
いい学びの場となったと思っています。
内容を共有します。
まず1人目。S氏
「2030SDGsゲームとは?」
2020/2 静岡県主催のSDGsセミナーに参加。SDGsの概要をする
2020/11 みしま未来研究所での2030SDGsカードゲームのイベントに娘さんと参加し感銘を受ける。
いまは教科書にSDGsが出ている。
大人がこのままでいいのか?子供に渡せるのか?
20万人以上の参加者、数100名のファシリテーターからのフィードバックで作られている。
ファシリテータは、指示・コントロールせず、中立的に進行。参加者の価値観・意思での行動を重要視。
日本製カードゲームであるが、国連でもプレイされた実績あり。ワールドワイドの広がり。
企業、自発的なイベント、省庁自治体、学校などでもワークショップ開催。
[個人の意識]⇔[社会システム]相互に影響し働きかける。
Transforming Our World(我々の世界を変革する)こと、これが重要なコンセプト。
このゲームの目標は、SDGsの目標の詳細を理解したり知識を得ることではない。
なぜ、私たちの世界にSDGsが必要なのか?
SDGsがあることで、どんな可能性が生まれるのか?
ゲームを通して、これらを体感的に理解すること。
2人目、M氏
「入口から考えるSDGs ~企業づくりと地域づくりは不離一体~」
SDGsはワールドワイドな視点。
これをズームイン、ダウンサイジングして行くと
世界の課題→日本→地域→業界→会社の課題になる。
創業して2020年で創業50年。
その変遷を記念誌にまとめた。
本社は高齢者・障がい者の雇用も多い。
経営指針書の中に、SDGsやBCPの内容も盛り込んでいる。
SDGsの17の目標を見ても、関係あるところとないところがあるような気がしてしまう。
この17の目標を、自社の課題に言い換えている。
たとえば、
1.貧困をなくそう→待遇の持続的改善・雇用の安定
のように。
SDGsの17の目標を会社サイズに落とし込む。
その会社の課題改善を推進することで、SDGsにつなげていく。
このように、経営指針とSDGsをつなげている。
SDGsの活動を推進するにしても原資が必要。
企業主導型保育園の立ち上げ、
物流センターに太陽光発電設備を設置し、
売電で得られた収益を、儲けとして残すのではなく、
活動の原資に充てる。
その後、
再生可能エネルギーに切り替えるために、
自家消費用の太陽光発電の実施。
安心安全な働き方のために
企業型確定拠出年金制度の導入。
ホロライトアロー(光による安全装置)により
聴覚障がい者の採用と事故防止。
異常気象対応で、非常用電源の確保。
新物流センター計画も社員の安全な職場づくりのため。
健康経営、などの取組みをしている。
これらを早く取り組むことのメリットとして、
各新聞・雑誌へ取り上げられることも多い。
何かに取り組むためには原資が必要。
松葉倉庫は、そのために、エネルギー分野として
太陽光発電(再生可能エネルギ―)を行い、原資を確保した。
それがほかのSDGsの活動につながっている。
つまり17の目標はすべてつながっていると言える。
これらの活動を、不離一体シートにまとめている。
過去のピンチの時にどういう対応をしたかもわかるし、
これから未来の目標を入れることで、
進むべき道を明確化できいる。
そこにまた、取り組んだ内容を追記していく。
2人の経営者それぞれに、SDGsへの取り組みを報告いただきました。
1つでもいいからヒントを得て、新たな行動につなげてくれたらいいですね。
そんな、行動の発信地にしたいです。
あーーーっ! また全員の記念撮影わすれたーーーーっ!
25名超えると、録画していても全員が画面に映らないんだよな~。
参加してくださったみなさん、ごめんなさいm(__)m