ブログ・コラム
2021.03.18
グレート・リセット・・・4つの柱「企業文化のリセット」「経済のリセット」「グローバルな連携・協力のフレームワークのリセット」
きょうで、グレート・リセットの復習は最後。
個人的なつぶやきみたいですがお許しを。
大事なことだと思うのだけど、自分の置かれている立場と、
どのように結びつけたらいいのか。
・企業文化のリセット
自らのビジネスの在り方を変革する。
実践知の伝統を活かし、事業発展と社会への貢献を両立するビジネスモデルを構築。
そのための3ステップ
1)長期的な価値創出を重視する真にパーパス志向の ビジネスを育てる
パーパス:なんのためにその事業をやるのか?
2)「デジタルリープフロッグ」によって新たな 地域社会・環境ソリューションを提供する
リープフロッグとは、かえる跳び。基礎インフラが未整備のところに最先端技術を持ち込み、一気に発展すること。
未整備だからこそ、過去のしがらみが少なく、広がりが大きい。
固定電話の整備が遅れている国に、携帯電話網が一気に広がるような現象。
遅れているからという弱みが強みになりうる。
「デジタル化に よる価値創出」といった抽象的なフレーズでの説明に終始するのではなく、
「地域のまちづくり」などに焦点を当てた多く の人が共感できる変革のストーリーを具体的に描く。
3)ダイバーシティ&インクルージョン推進によって リーダーシップを再活性化する
ダイバーシティ:多様性。性別、人種、年齢などの表面的なものだけではなく、人それぞれが持つ考え方や価値観等も含む
インクルージョン:包括・包含。排除ではなく、いろんなものすべてを包み込むこと。
Z世代やミレニアル世代の考えも積極的に取り入れ、企業の社会価値創造を強化する
・経済のリセット
株主資本主義からステークホルダー資本主義への変革を進める。
そのための3つの方策。
1)経済的成功のあり方を再定義する
経済拡大路線に基づく量的成長から
環境、社会、ガバナ ンス(ESG)の目標にコミットしている企業を
正当に評価する新しいシステムへシフト。
2)株主とステークホルダーのバランスを図り、経済 の焦点を捉えなおす
株主(シェアホルダー)とその他のステークホルダー(利害関係者=経営者、社員、取引先、地域など)
立場の違いでいろんな考え方がある。
それぞれ適切なバランスを見極め、持続的価値創造を実現する
3)投資家の関心を短期的なリターンの追求ではなく長期的な 価値創造に向ける
短期的な収益ではなく中長期的な価値創造に目を向ける。
社員への賞与等の還元を抑えれば短期的には収益は上がるが、
いい人材から退職し、中長期の成長にマイナスになる。
物事を時間軸で考えること。
・グローバルな連携・協力のフレームワークのリセット
グローバルな連携・協力が必要にもかかわらず、
現在は、国家間の緊張が深刻化している。
この打破には、3つの分野に集中的に取り組む。
1)既存のルールの調整・最適化を通じて、新たな協力の時代を 創造する
自由かつオープンな経済システム→反グローバル化、保護主義、ナショナリズ ム、権威主義が台頭してきている
自由で開かれた国際秩序を再構築。
2)グローバル貿易システムを再構築する
環太平洋パートナーシップに関する 包括的及び先進的な協定(CPTPP/TPP-11)や、地域的な包括 的経済連携協定(RCEP)などの地域貿易協定の締結に貢献してきた
自由でオープンな経済シ ステムの維持に向けて、固有の貢献を果たすことが期待
3)様々な分野の多国間連携・協力において重要な 仲介役を務める
国際的なハブとしての役割を果たす
世界経済フォーラム(WEF)の2021年の年次総会(通称ダボス会議)のテーマは「グレート・リセット」
しかし、「私たちにリセットは不要だ」という反対意見もある。
いろんな考え方があるだろうが、
世界中の人が、それぞれの領域で、
社会が良い方向に変わるように行動していくことが
必要という点では、多くの人が合意できそうです。
あぁ・・・
まとめては見たけど、ぜんぜん自分のものになってる感がない。
借りてきた言葉を、ただ抜粋しただけ。
それに、自分の置かれている立場と、つなげることもできていない・・・
まぁ、でも、今回はここまでで勘弁してやる!(ぇ?