ブログ・コラム
2021.03.16
グレート・リセット・・・シブサワ・ドクトリン
きのうのグレート・リセットが
あまりに、頭に入ってこなかったので、
ショックで、資料を見直しています。
だんだん頭が固くなっているのかなぁ・・・
以下、資料を見直して、自分なりにまとめてみる。
ステークホルダー資本主義、
つまり、幅広いステークホルダー(利害関係者)への貢献を
世界経済フォーラム(WEF)は進めている。
日本の実践知に基づくステークホルダー資本主義の推進。
三方よしのような暗黙知化した、
日本人にとって当たり前(だった)のことを
どのように形式知(分かりやすい形)にして
国際社会(および現代の日本にも)に伝えるか。
その答えが、渋沢栄一の教え(シブサワ・ドクトリン)
ドクトリンとは、基本原則、教え、という意味。
デロイト・トーマツは
・意識のリセット
・企業文化のリセット
・経済のリセット
・グローバルな連携・協力のフレームワークのリセット
の4つの柱からなる、
日本版グレート・リセットを発表
フリードマンは市場至上主義者で
企業の目的は利益と株主配分の最大化であるとした
これに対抗するのが
近代日本資本主義の父と評される
渋沢栄一が唱えた、シブサワ・ドクトリン。
渋沢は、以下の企業の社会的責任を説いた。
1)道徳経済合一
倫理観に基づいた事業をする
2)公益第一 私益第二
公益実現を通じた私益実現を目指す
3)事業持続性
長期的価値創造のため持続可能な事業をする
こうした考えは、
会社は社会の公器(松下幸之助)
利他の経営(稲森和夫)
と大きく影響を与えた。
日本はルーツに立ち返り、自らの実践知であるシブサワ・ドクトリンを発信し、
ステークホルダー資本主義への変革をリードする。
というところまで、きょうは見直した。
一応、書いておきますが、
私がこれを提唱しているわけでもなく、
まとめたわけでもない。
あくまで、自分の勉強としてまとめながら書いているというところですので念のため。
なので、あまり深く突っ込まないでね。
ボロが出るから(笑)
まぁ、うすっぺらいのを隠すつもりもないのでいいけど。