ブログ・コラム
2021.01.19
私たち中小企業が進むべき道とは?
私たちが今年、または今年から目指すべき道はどこでしょうか?
どこへ向かっていくべきでしょうか?
まず真っ先にやることは、目の前のリスクに手を打つこと。
つまり、不況対策でしょう。
コロナをきっかけに不況になるという人も多いです。
いや、なんとしても国が支える、そうしなければならないという人もいます。
本当に不況が訪れるのかは私には分かりません。
しかし「来るかもしれない」と備えておいたほうが、たとえ予想が外れたとしても困ったことにはなりません。
「不況は来ない」と、ぎりぎりの投資を続けて予想が外れた時には、立ち直れない可能性があります。
予想ができない時代だから、どちらにでも舵が切れる状態にしておくのだ大事と考えています。
不況への備えは、まずは潤沢な資金です。
目安は6ヶ月分の経費と言われています。
幸いにして、資金繰りは多くの支援策が出そろっています。
民間・政府系など多くの金融機関をフル活用します。
また、不況になると地域一番化が、今まで以上に重要になります。
不況の時は、地域一番天にお客様が集中すると言われています。
厳しいときは、大成功を狙うよりも、失敗を避ける傾向にあるからです。
自社がどの分野で地域一番を狙うのか。
狭い分野でもいい。
「○○○○といったらアーティスティックスだよね」
といわれることですね。
業種、地域、規模、商品などを絞って、地域1番を目指します。
あと、不景気でも売れる商品、サービスを作り出していくことも重要。
つまり粗利が上がるかコストが下がる商品の準備も必要です。
私たちIT企業がやりがちなのが、「これやると便利になりますよ」というやつです。
不況になると、便利というだけではお客様には買っていただけない、貢献ができない。
売上アップ、またはコストダウン。
つまり利益を増やすというところにフォーカスした商品開発が私たちにも求められています。
不況に強い分野や絶対的成長分野と自社の強みをかけ合わせると何ができるのか。
そういうことを、経営者と社員さん一緒に、自由にアイデア出しをするといいでしょう。
実現の可能性は二の次で「こんなことできたらいいよね!」と、自由な発想で行きましょう。
そして、成功事例に学ぶことも重要です。
私たちは芸術家でもなければ研究者でもありません。
今までに世の中になかったものを生み出す必要はありません。
「学ぶ」は「まねる(まねぶ)」からきているとも言います。
まずは良いことをまねること。
どうせまねたとしても、まったく同じにはなりません。
良くも悪くもちゃんとその会社オリジナルになります。
不透明で不安の多い時期だからこそ、しっかりとしたビジョン・目標を持つ。
少なくとも、それを見通し、示そうと努力することが、求められるのではないでしょうか?
そのビジョンが、自社の利益だけではなく、社会・業界を変えるような志のあるビジョンを社員さんと一緒に描けると、その会社は強くなるでしょう。
市場があれているときは、小さな会社にとってチャンスです。
私たちアーティスティックスは、皆さんのDX推進、WebやITを活用し、○○*ITで何ができるかを一緒に考えます。
ぜひ一度、ディスカッションをしてみませんか?