ブログ・コラム
2021.01.16
保護犬ってなに?
きょうは土曜日なので、個人的なブログです。
ミルカミルカ(フォルクローレ)ネタと合わせて
もう1つの私個人のネタというと、保護犬のことです。
保護犬というのは、何らかの理由で保護された犬です。
そのままですね♪
もしかして(ちょっと違いますが)迷い犬、捨て犬といったほうが、イメージしやすいかもしれません。
迷い犬、捨て犬は、役所や警察を経て、保健所に一時的に捕獲されます。
原則、ここで7日間預かり、飼い主が判明(名乗りを上げる)まで待ちます。
見つからない場合、殺処分(安楽死ではない)されるのが迷い犬、捨て犬の運命。
殺処分になる前に、希望者(その多くは、ボランティア団体)が引き出し、
保護して、里親を探します。
そういう犬を保護犬といいます。
殺処分になる前に保護されるから、保護犬。
保健所から引き出して(譲渡)保護される以外にも、いくつかのパターンがあります。
たとえば、悪徳繁殖業者からです。
悪徳繁殖業者・・・仰々(ぎょうぎょう)しい言い方ですよね。
一般的にはブリーダーというのかもしれませんが、
私は、悪徳繁殖業者のことをブリーダーというのには抵抗があります。
ブリーダーというのは、もっとちゃんと犬のことを考えている人たち。
本当はパピーミル(子犬工場)といって、ブリーダーと区分しているらしいですが、
あまり日本ではこの呼び方は普及していないかも?ですね。
悪徳繁殖業者は、年老いて出産数が減ってきた犬などを廃棄することがあります。
また、廃業するときに、まとめて犬を廃棄します。
そういうところから、ボランティア団体が引き取り、
保護犬として譲渡されることもあります。
何らかの理由で、犬が飼えなくなり、
ボランティア団体が里親探しに協力・代行するという形で、
保護犬として里子に出されることもあります。
ほかにもあるかと思いますが、主にはこの辺でしょうか。
私は、以前にホァンホァンという犬を飼っていました。
ホァンホァンは、元保護犬です。
残念ながら、私の元では3年3ヶ月しか過ごせなかったのですが、
私も、ホァンホァンにとっても、幸せな3年3ヶ月だっただろうと信じています。
それ以来、犬の保護活動のお手伝いをするようになりました。
ボランティアとしてがっつり保護活動している人たちに比べて、
ほんのちょっとのお手伝いなのですが、
お手伝いできる人がたくさんいたら、きっと不幸な犬が減るでしょう。
そして、もし犬を飼う人がいたら、保護犬を選択肢の1つに入れてみてください。