ブログ・コラム
2016年08月
2016.08.29
ホームページと写真のムフフな関係
8月23日火曜日、裾野のやさい食堂楽風さんにて、料理写真教室を開催しました。
講師はドットツリー修善寺の仲間であり、ホームページ制作にも写真撮影のご協力を頂いているタケチカメラの武智一雄氏をお招きしました。
なぜ、ホームページ制作のアーティスティックスがコラボセミナーとして主催で写真教室を行うのか。
理由は明確にあります。
それは、ホームページにとって写真は重要な要素の1つだからです。
3秒ルール
みなさんが普段、知りたい情報があったときにパソコンやスマホで検索されたとき、「このホームページを読んでみたい。」とどう判断されるのでしょうか。
そして実際に読んでみようと思うまで、判断している時間は以外にも短いのです。「3秒ルール」、「5秒ルール」、「7秒ルール」とも言われていますが、一番短いとなんと「3秒」。
せっかく、訪れてくれたお客様にきちんとページを読んでもらわなければなりません。SEO(検索エンジン)対策では文章(文字数)の多さが有効なポイントとなりますが、ただ文字ばっかりでは見づらいものになってしまいますし、すぐに他のサイトに移動されてしまいます。
一瞬で「読んでみたい。」良い印象を持ってもらうためには、長い文章よりかは写真の方が効果があります。
ショッピングサイトでもコーポレートサイトでも、ホームページではサービスや商品そして人物を紹介することを目的としています。文章だけでは伝えづらい魅力を十分に情報発信していくために、写真を有効的に使いましょう。文章(文字)と写真をバランスよく配置することによって、お客様が読みやすい優良なコンテンツになってきます。
まさにホームページと写真はムフフな関係なのです(笑)
では、ホームページの運用における写真活用のポイントを3つお伝えします。
1.人が出ている写真をホームページに掲載しましょう
アーティスティックスでは、様々な業種業態のホームページを制作していますが、ご提案時には「人」の写真を載せましょうと言っています。
会社、飲食店、医療、介護などどんな業種でも、ホームページに「人気(ひとけ)」があるとないとではお客様に与える安心感は格段に違います。
どんな人がサービスを提供してくれるのか、その会社の雰囲気がどうなのか、人の写真が出ているだけで安心感を与えられ、実際に来店や問い合わせに繋がります。
2.スマートフォンで写真を撮ってみましょう
みなさん、カメラをお持ちでしょうか?デジタルカメラ、一眼レフ、コンパクトカメラいろいろあるかと思いますが、おそらく一番台数があるのはスマートフォンだと思います。
いまや、スマートフォンのカメラの機能は素人には申し分ないほど十分なものを搭載しています。デジタルなんで枚数制限もありませんし、写真加工のアプリもたくさんあり非常にお手軽です。ブログなどの日々の活動の様子はスマートフォンで撮影したもので、スピーディーに情報発信するのがいいでしょう。
しかもデジタルなんで、撮る枚数には制限がありません。どんどん撮ってチャレンジしてみてください。
- 光・・・素人が写真は特にですが、写真には光(明るさ)が命です。屋外なら、曇りよりかは晴れの日に、室内でも外からの自然光を取り入れてみましょう。
- 角度・・・いろいろな角度で写真を撮ってみるのも、良い写真がとれるコツです。スマートフォンのカメラは広角レンズなので、手前が大きく撮影されます。上下左右と動かして撮ってみて、一番いいのを吟味してみてください。
- 構図・・・スマートフォンであれば、グリッドを出して写真撮影しましょう。水平、垂直を意識して、余計なものを入れないだけで、伝わりやすい写真になります。
料理写真が上手に見える!!おススメのアプリ
飲食店はもちろんですが、ブログやSNSで料理の写真を掲載することが多いと思います。
料理写真は素人とプロのカメラマンでは大きな差がついてしまうのも事実です。タケチカメラの武智先生に教えていただいた、とっておきのアプリを紹介します。
アプリを使えば、明るさや彩度・コントラストを自動で調整してくれますので、素人の料理写真でもよりおいしく見えるようなりますよ。
- foodpic.net・・・超美味しく変換。PCやスマホで写真をアップロードするだけで、美味しい画像に変換してくれます。
- LINE・・・LINEのカメラで、おいしく(デリシャス)で撮る。もしくはLINEカメラのアプリで撮った料理を編集する。バックにぼかしがはいり、料理が強調される写真になります。
下にアプリを使ってみたサンプルを載せます。
いろいろ問題ありな写真だと思いますが、写真講座を受ける前なのでご了承ください(笑)
オリジナル
foodpic.net
LINE
オリジナル
foodpic.net
LINE
オリジナル
foodpic.net
LINE
3.プロのカメラマンにお願いする。
なんだかんだ言っても写真撮影に詳しくない素人が、理想的な写真を撮影することはなかなか難しいものです。機材などの物理的な要素もありますが、様々な被写体に対してより良い写真をとれるか引き出しを豊富に持っています。
写真でユーザーが受け取るイメージが大きく変わることもありますし、撮影費用はかかりますがその分得られる満足度に差がでてきます。プロに撮ってもらえば、ホームページだけでなく、依頼をすればチラシやポスターなど他の広告媒体全般などにも使えるでしょう。
ホームページの印象を変えたいときは、一度プロのカメラマンにお願いするのもいいでしょう。
弊社制作のホームページでプロのカメラマンが撮影した事例
株式会社江橋工業様
(撮影:タケチカメラ 武智一雄氏)
トップページの大きな画像が4枚スライドしますが、タケチグリーンで始まる4枚で江橋工業様の仕事内容、誠実さが伝わってきます。
2016.08.19
皆さんご存知ですか?助成金と補助金の違い
みなさんは、助成金というものに取り組んだことはありますか?
よく、助成金の話しをすると、
「あぁ、ものづくり補助金は検討してます」
「小規模事業者持続化補助金にチャレンジしたんだけど、落ちちゃったんだよね~」
という返事をもらうことがあります。
新たな人材を確保していくのに活用しやすいキャリアアップ助成金、各種制度を導入することでもらえる、各種の制度導入コースの助成金、一般的には使いづらいと言われているが、使い方次第では実はいろいろ使える、キャリア形成促進助成金など、いろんなものがあります。
みなさん、ご存知でしょうか?
補助金と助成金は、全く性質の違うものです。
要件・条件等が合えば、100%受給可能なのが助成金
助成金は、要件が細かく決まっています。
これらの要件・条件が合えば、基本的に100%受給可能なのが、助成金の大きな特徴です。
「えっ?だって、この前知り合いがチャレンジしたけど、採択されずに落ちちゃったって言ってたよ。」
というあなた!それは、補助金と助成金の区別ができていません。
採択される、されないと言われているのは、すべて補助金です。
- ものづくり補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- 創業補助金
補助金は、申請書、経営計画、事業計画などを作って、申請をします。
それが、1~2か月して採択結果が発表されます。
採択されればよし、されなければ1円ももらえません。それが補助金です。
すべて、名前に「○○○○補助金」とついています。
採択されないともらえないというのが補助金です。
これに対して、条件が合えば100%もらえるのが助成金の大きな特徴です。
ですから、申請書を書いた努力、計画を立てた労力が無駄になりません。
助成金は1年中受け付けている
補助金は、3~6月ごろに集中して募集されます。
そして、採択されなければ、ほとんどの場合、次の年まで待つしかありません。
これに対して、助成金は、ほぼ1年じゅう受け付けています。
ですから、必要になった時に、必要な助成金を活用することができます。
だがしかし!落とし穴があります。
使いやすい、役立つ助成金は人気があります。
条件が合えば100%受給可能な助成金ですが、残念ながら予算が終わってしまう場合があります。
人気の助成金ほど、そのリスクがあります。ほとんどの助成金は1年じゅう受け付けていますが、2~3か月で1年の予算を使い切ってしまった事例もあります。
今年も1つ、「介護支援取組助成金」という、いい助成金があったのですが、これは6/23で事実上の終了になってしまいました(実際には継続受付していますが、条件が厳しくなり申請しづらくなりました)
ですから、使える助成金があったら、できるだけ早く取り組むことが必要です。
助成金の原資は雇用保険
助成金が税金を基にしていると思っているひとがけっこう多いです。
助成金の原資は雇用保険です。
雇用保険は、主には転職・失業の時にいただく失業保険のためのものだと思っている人が多いのですが、集めたお金の一部は、助成金という形で私たちにわずかではありますが還元されます。つまり、私たち事業者や労働者が払ったお金の一部ですから、もともと私たちのものということになります。
助成金をもらうというと、なんか税金で食っていると嫌がる人がときどきいますが、全くの誤解です。最近、景気も戻ってきて求人倍率も上がり、中小企業は人が取れなくなってきました。ハローワークに行っても、以前は人があふれかえっていたのに、今では誰もいません。
つまり、失業中の人が減っているのです。
ということは、給付される失業手当も減っていて、雇用保険は実は余っているのです!
その証拠に、今年になって、雇用保険が値下げになりました。そんなに余っている雇用保険です。
もともと私たち事業者が支払っているものですから、しっかりいただいて事業を伸ばし、たくさんの税金が払える会社になりましょう!
助成金は個人事業主でも活用できるものが多い
助成金は雇用保険を原資にしていることはご説明しました。
実はここがポイントで、雇用保険適用されている個人事業主でも活用できるものが、助成金には多いです。
補助金は法人(株式会社、有限会社など)でなければ申請資格がないものが多いのですが、助成金は違います。
このことは、意外と知られていないポイントです。
助成金申請は社会保険労務士の仕事
こんなにいいことづくめの助成金ですが、いざ申請しようとなると、つまづくことも多いです。
助成金の申請は社会保険労務士(社労士)に委託をするのですが、手数料がかかってしまいます。
多くの場合、もらえる助成金の15~25%くらいなのですが、これをもったいないと自分で申請しようとすると、かなり大変な作業になります。時間ばっかりかかり、はっきり言って仕事になりません。
「こんなことなら、営業に行ったほうがマシだ!!」
ということになり、助成金の申請をしない人が多いです。
それだったら、手数料払ってでもいいから、もらえる助成金をきっちりもらったほうがいいです。
社労士だったら誰でもいいわけじゃない
では、社労士に頼もうと考えたあなた! ちょっとだけ待ってください!
社労士だったら誰でも助成金を申請する資格はあります。
でも、社労士だったら誰でもいいわけではありません。
社労士の主な仕事は、実は給与計算。そして、労働保険の加入脱退手続き。
つまり、「毎月毎月同じことをやって同じお金をいただく」これが社労士のメインの仕事です。
それに対して助成金申請というのは、実は社労士にとって面倒だし、事前に覚えることが多いし、毎年助成金の内容が変わるし、それでいてもらえる報酬は少ない。つまり、「助成金申請は割に合わない」のです。
助成金申請を手掛ける社労士が少ないのはそのためです。
でも、社労士はプロです。
「助成金の申請はできますが?」
って聞かれたら、プロとしてできませんとは答えません。
これが曲者(くせもの)です。
助成金のプロじゃない社労士ですから、慣れていません。
申請書を書くにしても、社労士が「こんな感じでOK」というのがわかっていないので、時間がかかりますし、下手をすれば白紙の用紙と記入例を渡されて、『記入例を見ながらこの用紙を書いてください』と渡されるだけだったりします。
そんなので手数料だけ取られたらたまりませんね。
助成金は助成金のプロに頼みましょう!
助成金活用について詳しくお伝えします
このようなことをまとめてお伝えする助成金活用のセミナーを定期的に開催しています。
私たちは社労士ではありません。経営者です。
経営者だからこそ話せる、助成金の活用方法を、経営者目線で皆さんにお伝えします。
1時間ちょっとの短い時間ですので、一度ご参加してみませんか?
詳しい内容、お申込み方法は下記のページからご覧ください。
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