ブログ・コラム
2015.01.24
さよならカヤック
長岡@ホームページ&クラウド応援隊長です。
きょうは、実家にずっとあったシーカヤック(海で乗るカヌー)を、知人がもらっていってくれた。
思い起こせば、確か30歳くらいのころかな。
会社を作って間もないころだったんじゃないかな、たしか。
毎日毎日東京出張で徹夜続きでがんばっていたころ。
液晶製造真空装置のソフトを作っていたころ。いやぁ、懐かしいなぁ。
すっごいがんばった自分へのごほうびに、前から欲しかったシーカヤックを買ったんだったな。
アウトドアの遊び仲間の先輩がシーカヤックを先にやっていて、ずっと欲しかった。
当時はマダ、シーカヤックなんて珍しかった。
カヌー・カヤックといえば、川や湖でやるもの。
シーカヤックなんて言葉自体、あまり聞かなかったし、見かけることもほとんど無かった。
沼津の、当時はカヌーショップウエノ(いまの、カヤックタパさんね)で買った。
おれ、泳げないのよ。
だから、水関係の遊び、ダイビングとか、そういうのは一切やらないんだけど、シーカヤックだけは、やりたくてやりたくて。
いろんなところいったなぁ。
伊豆は、シーカヤックで遊べるフィールドの宝庫だからね。
戸田から、キャンプ道具をカヤックに積んで、2泊3日で出たこともあった。
戸田~宇久須
宇久須は、海岸に面したキャンプ場があったんだよね。マダあるのかな。
そこに1泊。
そこをベースキャンプにして、2日目は堂ヶ島いったっけ。
天窓洞っていう、海の洞窟に入るんだけど、遊覧船が入ってくるから、遊覧船がいないタイミングを見計らって入るんだよね。
そこから上を見ると、穴が開いていて空が見えるんだ。
をを~~~~っ!
ってなってると、
ぽぉ~~~~~~!
って、遊覧船の汽笛(警告)が来て、必死に逃げました(笑)
もちろん、迷惑になるような入り方はしませんでしたよ。
思い出がいっぱい詰まったシーカヤックですが、仕事にかまけてぜんぜん乗ってなかったし、もう乗ることもないかなって思ってたんだけど、もらってくれるっていう人がいたので、その人に託しました。
ものは、活かしてこそ命が輝く。
使ってくれる人がいるなら、そっちのほうが絶対にいいもんね。
御殿場で可愛がってもらえよ。
ありがとう。