ブログ・コラム
2015.01.17
「モチベーション」と「やる気」の大きな違いとは?
長岡@ホームページ&クラウド応援隊長です。
先日、社内で今年のイベント計画について話し合いをしました。
その中で、大きなイベントをどのような形でやるかという議論になりました。
イベントは、開催前に、成功か失敗かが半分以上、ほぼ8割がた決まります。
多くの人は、イベントをやって、「よ~し、このイベントをきっかけに弾みをつけるぞ~!」と思います。
でも、イベントは、開催するまでが重要。
イベント企画を通して、チーム一丸、力を合わせられる強いチームを作り上げられるかどうか。
何のために、イベントをやるのか?
どんな人に、イベントに来ていただくか?
”その目的に合った”人たちに、たくさん来ていただけるだけの関係作りができているのか?
仕事は、段取り8割といいますが、イベントもまったく同じ。
イベントをやるという華やかな舞台というのは、地域の人たちとの地道な関係作りとセットです。
それらをなしに、ただイベントだけを単独で考えるならば、そのイベントは失敗するでしょう。
たとえ、人がたくさんきたとしても、目的は達しない。
いや、そもそも、イベントの目的が設定されていなければ、達しようがない。
開催だけして、「あ~、たくさん来てくれてよかったよかった」
これでは、タダのお祭りになってしまう。
先日、ネットの記事で、
”星野リゾートの事例で考える「モチベーション」と「やる気」の大きな違い”
というものが出ていました。
その記事によると、「やる気」というのは欲求や意欲、つまり、「やりたい!やりましょう!」という気持ちだが、モチベーションは、「欲求が具体的行動にいたるまでの持続的なプロセス」なのだそうです。
つまり、”具体的行動”があり、それが”持続的”であること、これがモチベーションが高いということなのだそうです。
社長である私が、そもそも飽きっぽくていろんなことに手を出してしまうリーダーなので、うちの会社は、地道な行動の継続が苦手です。
B2B企業である私たちアーティスティックスでは、イベント開催するということは、つまり地域の多くの経営者と、新たな接触を作り、関係を深くし、イベントに来ていただけるような関係育成を地道にやり続ける、地味で手間がかかることをやり続けるというモチベーションの高い会社であり続けなければならない。
これと、イベントをセットでやることが必要であり、成功の鍵であり、地域の人たちに、より役立つことであり、地域に必要とされる会社になり、ひいては会社も社員も地域企業も「共に成長」という当社の理念に近づくことになります。