ブログ・コラム
2014年10月
2014.10.03
規則の経営、損得の経営、for youの経営
長岡@ホームページ&クラウド応援隊長です。
きょうは、私が所属する、ある会の話し合いがあったのですが、その中でちょっと気になった議論がありました。
懇親会に出席予約をした人が休むと、キャンセル料がかかり、当日突然に参加すると、受け付けてくれる。
つまり、ちゃんと予約した人は、キャンセルするとキャンセル料という損をし、当日に参加・不参加を決める人は、不参加でもキャンセル料がかからない。得をするというのは、いかがなものかという意見です。
まぁ、おおかたの予想通り(?)そういうめんどくさい意見を言うのは、ほかならぬ私なのですが(笑)
多くの人は、楽なほう、得なほうに流れます。
だから、事前に予約しない人が増えるだろうと思いました。
だったら、事前予約しない人は、当日参加したくても断ろうという意見もありました。
そういう規則にしてしまえば、スムーズに運営できるでしょうという意見です。
当日参加が悪いこと、他人に苦労をかけているということに気がついていないかもしれません。
むしろ、1人でも多く参加すれば、喜んでもらえるいいことだと思っている可能性もあります。
この議論をしていて、経営もまったく同じだな~って思いました。
いいとか悪いとか抜きに話をすると、規則でがんじがらめにして会社を運営するスタイルがあります。
規則は、一部はマニュアルという名前になっていることもあります。
やること、やってはいけないことがこと細かく定義され、その通りに実行することが要求されます。それを実行しないと、叱られたり罰せられたりします。
これが「規則の経営」です(私が勝手に名づけました)
それに対して、人は楽なほう、得なほうに流れやすいというのをうまく利用した経営もあるでしょう。
たとえば、「出勤したら、笑顔で元気にあいさつする」という規則を徹底する代わりに、毎月「あいさつナンバーワン表彰!あなたの笑顔はすばらしいで賞!」を表彰し、みんなで称えるという方法です。
また、こんな事例もあります。
あるお店で、男子の小便器の汚れ(ハネ)で困っていたときに、立つところに段差をつけ、かかとの部分に段差がくるようにしたそうです。
かかとのところに段差があるので、立ちにくい。一歩前に立って用を足すと、段差にかかとがかからないので、楽にできる。すると、ハネも減るという方法だったそうです。
「急ぐとも、心静かに手を添えて、外に漏らすなマツタケのしずく」といった、効果が怪しい張り紙(笑)をするよりは、よっぽど効果がありそうです。
これが、「損得の経営」です。(はい、勝手に名づけました)
しかし、それのさらに上を行く方法があります。それは、for youによる行動です。
こうしたほうがあなたのためになるからやる、というものです。
あなたの喜びが私の喜び。あなたの喜びのために、私はいま仕事をしている。
すばらしい!
これこそ、「for youの経営」です(はい、勝手に名づけて悪いですか(笑))
こんな人、こんな行動ばかりだったら、どんなに世の中がすばらしいか。
会社も、いい会社になるでしょう!
しかし、「for youの経営」には、大きな弱点があります。
このような会社を作るのは、並大抵の努力ではないということです。
大きな会社を作るのは、特にそうです。ほぼ無理です。
for youの経営をしている中小企業はありますが、大企業では、皆無と言っていいでしょう。
大企業にするには、損得の経営。
規則の経営のところも多いでしょう。
私はというと、、、う~ん、損得の経営を目指すことが多いかな~
一部、for youの経営を目指したり、時には規則の経営をすることもあります。
でも、できれば、規則の経営は最小限にしたいですね。
規則でがんじがらめにしなくてもいいようなチームを作っていくのが、リーダーである私の仕事ですね。
がんばろっと♪
2014.10.02
伝えると伝わるの差
長岡@ホームページ&クラウド応援隊長です。
おはようございます。
きょうは、沼津北倫理法人会のモーニングセミナーで自己紹介について話しを聞きました。
その中で印象に残ったのが、『伝えると伝わるの違い』についてでした。
伝えると伝わるは、何が違うのか?講師の方から、問いかけがありました。
何が違うのか。。。周りの人とシェアしました。
伝えるは自分目線、伝わるは相手目線。
うん、なるほど。
私が感じたのは、
伝える・・・自分の行動
伝わる・・・結果
だということ。
伝えるは行動。
だから、やったかやらないかという話しになります。
結果(伝わったかどうか)に関係なく、やったらOK。
それに対して、伝わるは結果。
だから、たとえ伝えたとしても伝わってなければ、何度も伝えなおす必要があります。
または、伝え方を変える、タイミングを変えるなど、工夫と努力が必要になりますね。
それに、伝わるを意識した場合は、必ずしも、話をするという方法には限らないですね。
行動で示す。
資料で見せる。
他の人や講師から学ぶ。
本から学ぶ。
などなど。
いろいろ考えられるな~と思いました。
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