ブログ・コラム
2013.08.14
プロは、お客様のいう通りにしてはダメ
長岡@静岡クラウド&ホームページ制作隊長です。
私は、お客様のいうとおりにしてはダメだと思っています。
お客さまと打ち合わせをしていると、
「そうじゃなくて、このようにして」
といわれることがあります。
また、
「○○のことは考えなくても、××の方法でだいじょうぶですか?」
というこちらの問いに、
「はい、それでかまいません」
という返事のときもあります。
それでうまく行くのであればかまいません。
悩ましいのは、
お客さまのおっしゃるとおりにやっても、うまく行かないこと、成果が狙えない場合です。
その時は、『その方法では成果が出にくいので、○○してみませんか?』という提案をします。
または、言われなくても、勝手にそのような提案や見積りを持っていくこともあります。
お客さまが『それでいい』といっているのだから、成果が出るか出ないかは関係ない、やるべきことはやっているという考え方もあります。
それを否定するつもりはありません。
ただ、わたしの考えるプロというのは、そうではありません。
私たちは、ホームページ活用やクラウド・顧客管理活用のプロです。
まだまだ力不足のところばかりですが、
少なくともプロとして、皆さまにさまざまなご提案をして行きたいと思って、仕事をしています。
なので、言われたことをするのは当たり前ですが、
言われてないことも、プロとしての見解をお客さまに提示するのが使命と思っています。
もちろん、選択するのはお客様ですから、提案した上で、それを承知の上でやらないのであれば仕方がないのかもしれません。
でも、そのような仕事は成果が出ないので、お客様からも感謝されませんし、私たちもお金をいただいたとしても、むなしい仕事になってしまいます。
お客様が、『これでいいから、このやり方でやって』といわれても、『成果が出ませんからやめたほうがいいですよ』という提案をしたこともあります。
やはり、その商談は失注してしまいましたが・・・当たり前ですね(笑)
う~ん、売り上げは欲しいし、プロとしての仕事にこだわるのはつらいなぁ(笑)
プロとして、たとえお客さまにいらないと言われたとしても、必要なことはしっかり提案する。
これが、プロとしてのあり方だと、私は思っています。
少なくとも、自分はそのようになりたいです。