ブログ・コラム
2013.06.29
ホントのことを書きます。自分のためでいいんです!
長岡@ホームページ制作&クラウド導入支援応援隊長です。
私は会社を創業して、もうすぐ19年になります。
勉強好き(実践が嫌い?)なため、経営の勉強をすることも多いのですが、
経営理念のことになると、必ず出てくるのが「顧客第一主義」というようなことです。
とてもすばらしいことだと、思います。
でも、実は少し違和感を感じるんです。
私は、実はすべては自分のためなのだと思っています。
少なくとも、私はそうです。
会社も自分のために経営しています。
ただひとつ、大切にしているのは、自分のためが、
『いまだけの自分のため』ではない
『この先ずっと、未来まで、死んでからも』自分のためになる
ということを考えています。
いまだけの自分のことを考えていれば、ずるいことをしたり、相手をだましても、自分の得になることをすればいいわけです。
でも、それをやったら、そこそこ長い人生、きっとマイナスになると思っているから、一見自分が損に思うようなことも受け入れるわけです。
また、ちょっと例は変わりますが、働くときに、会社のために働くことは必要無いです。
でも、お客様のためでもない。
誤解をされてしまうかもしれませんが、自分のために働けばそれでいいと思っています。
ただ、ここでも大事なのは長い時間軸で考えることです。
たいていの人は、社会に出て40年前後は働くわけです。
その長い時の中で、本当に自分のためになるような働き方を考えた場合、それは雇っている会社のためになり、社長が喜ぶような働き方をすることが、自分のためになる。自分への見返り(お金もそうですが、それだけじゃなく)があるわけです。
そして、会社や社長が喜ぶような働き方というのは、その会社や社長が大切にしているお客様のためを、本気で徹底的に考えて行動する働き方に他ならない。
自分のために働く
↓
自分を雇ってくれている会社(社長)の喜ぶ働き方をする
↓
会社(社長)が大切にしているお客さまが喜ぶ働き方をする
↓
お客様が成果が出て役に立つ、または喜んでくれることで、会社が感謝され、その対価として売り上げが会社に入る
↓
社長が喜び、自分に見返り(お金、権限、裁量、役職、ほめられるなど)が来る
↓
自分のためになる
この、「○○のための連鎖」を押さえておくことが、大切ですね。
もしかすると、「○○のための連鎖」は、お客様のお客様とか、お客様の家族、同僚の友人など、いろんな人に連鎖しているかもしれません。
でも、長いスパンで見ても損なことを受け入れることもあります。
それも、実は、「そういう自分でありたい」「卑怯な自分にはなりたくない」から。
場合によっては、「そういう人だと思われたい」からかもしれません(私の場合は、たぶん、これが多いです)
結局は、これも「そんな自分でありたい」という自分の生き方を大切にするためなんだと、私は思っています。
私がそのことに、やっと気づいたのは、40歳くらいになってからでした。
20代のころに気づくことができたらなぁと、今でも思います。
そのころにも気づくチャンスはあったんですが、私が受け入れなかっただけなんですけどね。
20~30代の私は、とても頑固で、自分の考えを貫き、相手の考えを受け入れませんでしたから。
うちの社員には、私のような遠回りの道を歩んで欲しくないですが・・・
「その時」がこないと、なかなかわかりづらいのかもしれませんね。
ホァンホァンを譲ってもらったボランティアさんのブログです。
よかったら、ご一読ください
GO!保護犬GO(猫も)~知る・見る・伝える→殺処分ゼロ