ブログ・コラム
2013.06.14
お願いと要求の差
長岡@ホームページ制作&クラウド導入支援応援隊長です。
私は、29歳のときに会社を設立(個人事業としては28歳から)して、20年近くが立ちました。
その間、社員さんたちともめて、
「社長はすべて自分の考えどおりじゃ無いとダメで、私たちの考えなんてぜんぜん聞いてくれないんですね」
と言われたことも何度もありました。
でも、
「アーティスティックスは、かなり自由な会社だ」
という(それがいいことなのかどうかは別として)社員さんもいます。
この差は何なのだろうか・・・・
ずいぶんと考え、悩んでいました。
そして、ある時、気がつきました。
「(会社に、または、社長に)○○して欲しい。どうして、○○してくれないのか?」
という意見(要求)に対しては、私は却下が基本。
内容を検討して、必要と思ったことだけを許可するという姿勢。
それに対して、
「○○したい、○○やってみたいので、やらせてください」
という意見(お願い)は、基本OK。
どんどんやってみろ~、いいぞいいぞ~って感じ。
よっぽど問題があるとかじゃなければ、大体やらせます。
もう少し言い方を変えると、言っている本人(社員さん)が楽をしたいとか、知りたいという「だけ」のこと、何らかの欲求を満足させるために、相手になにかして欲しいという受身の要求は基本却下。
それに対して、誰か(同僚、お客さま、会社、家族、時には自分)のためになることを、私がやりたい、やらせてくれという自発的な行動に対しては、私は非常に寛大なのだと思います。
自分自身が持っている、この価値観に気がついた後は、すごくやりやすくなりました。
だって、社員さんに事前に言っておけるんだもん。
「○○やってくれ」という要求は、うちの会社では、話は聞くが、比較的通りづらいよ~ってね。
それよりも、「○○やってみたいから、許可してください」っていう意見にしてくださいね~って、言っています。
あっ、でもね。
「社長、机の上は、ちゃんと片付けてくださいね」
って言う意見は、素直に聞いていますよ。(必要なことですから)
気を抜くとすぐに元通りに散らかって、社員さんに叱られちゃっていますがww
ホァンホァンを譲ってもらったボランティアさんのブログです。
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