ブログ・コラム
2013.03.06
ホスピタリティは相手に対する思いやり
長岡@ホームページ&クラウド応援隊長です。
さて、きのうは、福島文二郎さんの話しを伺いました。
福島さんは、東京ディズニーランド(オリエンタルランド)で、スタッフ(キャストというそうです)の教育担当をされていました。
その福島さんの話の中に、「ホスピタリティは相手に対する思いやりである」という話がありました。
ハンバーガーショップで、食器を片づけているお客様をお見かけした時、満面の笑みで「食器置き場はあちらです♡」と答える店員。
マニュアル通りかもしれませんが、相手に対する思いやりはない行動だそうです。
もし、思いやりがあれば、「食器はお預かりします。ありがとうございました♪」というのが正解。
満面の笑みだったとしても、お客さんに食器を運ばせるなんて、ホスピタリティではない。
相手への思いやりがあれば、自分が何をしたらいいのか、考える。
考えれば、マニュアル通りの行動ではなく、相手に喜んでもらえる行動をとることができるということでした。
なるほど確かに。
頭が回転していれば、ハンバーガー100個買っているお客様に「店内でお召し上がりですか?」なんては聞かない。
もし聞くとしたら、「おいくつかは店内でお召し上がりになりますか?」
100個も食べるわけがないことは、ちょっと考えればわかること。
マニュアル化は、悪い状態を普通に持っていくことはできるが、いい状態に持っていくことはできない。
むしろ、マニュアル化は、いい状態になることを阻害する(可能性を秘めている)ようです。
問題が起きた時には、とかくマニュアル化、標準化をしたくなります。
悪い状態を減らしたいのか、感動するいいことを増やしたいのかで、とる手段は変わりますね。