ブログ・コラム

2013.02.16

クラウドの短所

長岡@静岡クラウド導入応援隊長です。

 

きのう、クラウドの長所について書いてみました。

でも、当たり前ですが、短所もあります。

 

・データが社外にあるのはセキュリティが心配というか、なんか気持ち悪い

やはり、これが最も大きな欠点でしょう。

確かに、ID/パスワードの管理はしっかりしなければなりませんね。

心配な方は、IPアドレスなどで、アクセスできるPCを制限かけるなどするのもいいかもしれません。

でも、メールサーバーはほとんどの会社が自社サーバーではなく、レンタルサーバーを使っています。

パスワードがばれただけで、業務の連絡がすべて筒抜けになっても何もわかりません。

検証するすべがないのです。(少なくとも中小企業が使っている、ほとんどの低価格レンタルサーバーでは。)

しかし、不思議なことに、それに対して、セキュリティを問題にする人はほとんどいません。

人間の気持ちっておもしろいものですね。

そうはいっても、リスクであることには変わりはないので、考えておくべき重要事項ですね。

 

・人数や使用量が多くなると料金が上がり、経営の負担になる

多くのクラウドサービスは、使用量(人数や使用回数など)によって、月額課金が変わってきます。

なので、社内に導入して、浸透するほど月額が上がります。

また、買取ではないので、使っている限りずっとお金がかかり続けます。

長いスパンで見た場合は、直接に支払う金額は、買取よりも高くなる場合もあります。

運用にかかる手間や人件費、トラぶったときのロスなども考えたら、そうでもないと思うんですけどね

 

・サービス提供会社が、サービスをやめてしまう

これは、ほんと困りますね。

こうならないように、どんな会社がサービスを提供しているのか、その会社は大丈夫なのかを、しっかり見極める必要がありますね。

 

短所もあるクラウドサービスですが、それを認識していれば、対策も可能です。

短所は短所で、明確にしておくことが重要ですね。

 

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