ブログ・コラム
2012.11.24
易しい説明は相手への優しさ
うちの社員がお客さまに説明しているところを聞いていると、「それじゃあ、伝わらないだろうなぁ」と思う時があります。
一所懸命ていねいに順番に説明はしているんだけれども、自分が説明することに一所懸命で、相手の理解度があがっているかどうかを気にしていない。
そして、そういう説明は、たいてい、雑誌か説明書に書いてあるような、専門用語のオンパレードだったりします。
なんでそういう説明をしちゃうのかなーってよく考えていたんですが、先日ふと思いました。
易しい、分かりやすい説明をする人って、相手に対しての優しさをもっているなぁと。
説明している人が優しいか優しくない人なのか、そういう話ではありません。
いまその瞬間、説明している人が、相手に対しての優しさというか、いたわりの気持ちというか、相手の側に立って考えているというか、とにかく、相手中心の説明になっているとき、分かりやすい説明になるのかなと思いました。
私たちはITのプロ。
だから、「これくらいのことは分かっているだろう」という前提の行動になってはいけません。
特に、「小規模事業者でも使えるITを」がテーマのアーティスティックスであれば、なおのことですね。
まだまだ、私含めて至らないことばかりだと思いますが、至らないところはフィードバックいただけたらありがたいです。