ブログ・コラム
2012.11.08
思想の自由と行動の自由をごちゃまぜにしてないですか?
ネットニュースみていたら、式典で(学校の卒業式などでしょうか?)国歌斉唱のときに起立しなかったので、処分受けた元先生の裁判の記事が出ていました。
この手のニュースは、いままでに何度も出てきたが、経営者の私からすると、とても不思議でした。
これは、思想・宗教の自由の問題なのでしょうか?
考えを変えろとか思想宗教を変えろと言う話ではない。
教員の勤めとして、学校行事をスムーズに運営する義務があると思うのです。
権利は、義務を果たして初めて認められるものです。
学校の指示に従わずに式典で起立しない先生を見ている生徒さんは、先生や親の言うことを聞き、まっとうな大人に育つのか、心配になってしまいます。
私は、小さいながらも会社を18年経営しています。
たった一人で自宅の一室で起業してから、小さいながらも18年やってこれたのは、もちろんお客さまのおかげは大きいのですが、もうひとつ、社員が協力してくれて、大変なことでもやってきてくれたからというのが大きい。
いま思えば、正しかった施策よりも、失敗したことだらけでした。
でも、そのときに試してみて、「こりゃだめだ」と分かるから、すぐに次の手が打てたんです。
それを、「社長は、そういうが、私の考えでは△△△だから、わたしは○○○じゃなくて△△△のやりかたでやるんだ」とか言ってばらばらなことをやっていたら、なにも動けなくなります。
まさに、「船頭多くして船山に登る」です。
考えと行動はわけること、権利は義務を果たして初めて認められること、これを忘れたときは、とてもギスギスするように思います。