ブログ・コラム
2012.09.08
任せるということ
「任せる」ということがある。
この、任せるという内容が、任せる側と任される側で、ずいぶんとずれることがある。
いや、ずれていることがほとんどと言ったほうがいい。
そもそも、任せると言っても、いくつものレベルがある。
たとえば、
1.目的・目標や、それを達成する方法もすべて一方的に指示し、その実行だけを任せる
2.目的・目標は指定し、その方法を考えて事前に報告して合意、その後、実行する。
3.目的・目標は指定し、その方法を考えて実行し、結果を報告する。
4.目的・目標は指定し、方法も考えて実行し、問題があったら報告。
5.目的を指定し、目標は自分で決めて事前報告で、合意。その後、実行は任せる
6.目的を指定し、目標も自分で決め、実行。問題があっても報告不要で自分で対応。
7.どんな目的で何をするか、すべてを任せる
もっと細かく考えれば、もっと段階があるかもしれないけど、簡単に考えただけでも、これだけの任せるレベルがある。
また、この任せるレベルは、常に変わる。
大きな問題がなさそうであれば、レベル4のまかせ方だが、問題が頻発しているときは、レベル2まで落とす。
一回レベル5で任せたが、問題が多かったので、レベル3に変えるなど。
この認識を合わせておくといいですね。